【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の阪急嵐山線 (桂駅～嵐山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +37.0％( +25.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて +80.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 54.1 坪から +82.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。桂駅、上桂駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは桂駅で昨年に比べ +39.1 ％、坪単価は 96.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(桂駅)は +39.1 ％(坪単価 +27.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(松尾大社駅)は +17.4 ％(坪単価 +9.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 22.4 分 → 2025年 11.6 分、-48.4 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 107万円/坪(32.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +26.6％( +22.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松尾大社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.2万円/坪(19.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +17.4％( +9.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 阪急嵐山線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桂駅 | 96.4万/坪 (128坪) | 69.3万/坪 (50.4坪) | 89.6万/坪 (58.4坪) |
| 上桂駅 | 107万/坪 (57.5坪) | 84.6万/坪 (37.8坪) | 58.9万/坪 (69.6坪) |
| 松尾大社駅 | 63.2万/坪 (34.8坪) | 53.9万/坪 (81.7坪) | 51.1万/坪 (52.4坪) |
| 嵐山駅 | - | - | 76.3万/坪 (39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
桂駅 96.4 万/坪(昨年同期比 +39.1 ％)
桂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.4万円/坪(29.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +39.1％( +27.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 128.3 坪 (昨年 50.4 坪から +154.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 32.0 分 → 2025年 13.2 分、-58.9 ％と大きく減少)
松尾大社駅 63.2 万/坪(昨年同期比 +17.4 ％)
松尾大社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.2万円/坪(19.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +17.4％( +9.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 81.7 坪から -57.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 8.0 分 → 2025年 7.0 分、-12.5 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示