【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜12月期の上越新幹線 (越後湯沢駅～新潟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.1％( +3.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 210 件(１年前(2023年)に比べて -46.7％( -184件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.7 坪 (昨年 92.3 坪から -10.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。燕三条駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは燕三条駅で昨年に比べ +52.7 ％、坪単価は 15.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(燕三条駅)は +52.7 ％(坪単価 +5.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(浦佐駅)は -30.6 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 43.9 分 → 2024年 35.5 分、-19.2 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.3 ％ → 2024年 0.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.5万円/坪(10.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.4％( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 110 件(１年前(2023年)に比べて -41.2％( -77件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった浦佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 上越新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 越後湯沢駅 | 5.1万/坪 (119坪) | 5.8万/坪 (79.3坪) | 4.2万/坪 (112坪) |
| 浦佐駅 | 3.4万/坪 (152坪) | 4.9万/坪 (125坪) | 4.6万/坪 (137坪) |
| 長岡駅 | 13.3万/坪 (76.5坪) | 12.9万/坪 (93.0坪) | 14.4万/坪 (89.6坪) |
| 燕三条駅 | 15.2万/坪 (129坪) | 9.9万/坪 (222坪) | 12.2万/坪 (99.0坪) |
| 新潟駅 | 33.5万/坪 (78.6坪) | 28.5万/坪 (87.5坪) | 31.7万/坪 (78.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
燕三条駅 15.2 万/坪(昨年同期比 +52.7 ％)
燕三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +52.7％( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて +60.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 128.8 坪 (昨年 222.3 坪から -42.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 14.6 分 → 2024年 17.1 分、+17.3 ％と増加)
浦佐駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -30.6 ％)
浦佐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 152.3 坪 (昨年 124.5 坪から +22.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.8 分 → 2024年 23.5 分、-23.6 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示