
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR上野東京ライン (川崎駅~大船駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -24.9%( -31.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(1年前(2024年)に比べて -51.1%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.2 坪 (昨年 70.7 坪から -16.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大船駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大船駅で昨年に比べ +55.8 %、坪単価は 93.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大船駅)は +55.8 %(坪単価 +33.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(戸塚駅)は -32.5 %(坪単価 -26.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった川崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 228万円/坪(68.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +16.1%( +31.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -80.0%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった戸塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.6万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -32.5%( -26.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
JR上野東京ライン | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
川崎駅 | 228万/坪 (25.7坪) | 196万/坪 (50.7坪) | 143万/坪 (42.7坪) |
横浜駅 | - | 172万/坪 (38.3坪) | 1,102万/坪 (18.2坪) |
戸塚駅 | 55.6万/坪 (68.1坪) | 82.3万/坪 (99.6坪) | 45.7万/坪 (104坪) |
大船駅 | 93.7万/坪 (61.7坪) | 60.2万/坪 (82.9坪) | 107万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大船駅 93.7 万/坪(昨年同期比 +55.8 %)
大船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.7万円/坪(28.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +55.8%( +33.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2024年)に比べて -58.3%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 61.7 坪 (昨年 82.9 坪から -25.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 19.2 分 → 2025年 16.6 分、-13.8 %と減少)
戸塚駅 55.6 万/坪(昨年同期比 -32.5 %)
戸塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.6万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -32.5%( -26.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 99.6 坪から -31.6 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示