【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の東急多摩川線 (多摩川駅～蒲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 227万円/坪(68.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -15.2％( -40.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 48.4 坪から +31.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鵜の木駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鵜の木駅で昨年に比べ +54.7 ％、坪単価は 259 万円/坪となった。
上位 1 駅(鵜の木駅)は +54.7 ％(坪単価 +91.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(矢口渡駅)は -97.7 ％(坪単価 -182.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.4 分 → 2025年 7.5 分、+39.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 37.5 ％ → 2025年 25.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった蒲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 261万円/坪(79.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -42.3％( -191.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった矢口渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -97.7％( -182.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東急多摩川線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 多摩川駅 | - | 303万/坪 (25.7坪) | - |
| 沼部駅 | - | - | 189万/坪 (31.8坪) |
| 鵜の木駅 | 259万/坪 (37.8坪) | 168万/坪 (24.2坪) | 252万/坪 (16.6坪) |
| 下丸子駅 | 240万/坪 (24.2坪) | 227万/坪 (52.9坪) | - |
| 武蔵新田駅 | 219万/坪 (19.2坪) | - | 244万/坪 (20.4坪) |
| 矢口渡駅 | 4.3万/坪 (139坪) | 187万/坪 (68.1坪) | 136万/坪 (40.8坪) |
| 蒲田駅 | 261万/坪 (83.7坪) | 453万/坪 (62.0坪) | 176万/坪 (29.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鵜の木駅 259.2 万/坪(昨年同期比 +54.7 ％)
鵜の木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 259万円/坪(78.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +54.7％( +91.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 24.2 坪から +56.2 ％増)。
矢口渡駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -97.7 ％)
矢口渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -97.7％( -182.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 68.1 坪から +104.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 5.5 分 → 2025年 1.0 分、-81.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示