【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の関東鉄道常総線 (取手駅～下館駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +20.3％( +2.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 71 件(１年前(2024年)に比べて -79.8％( -281件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 170.5 坪 (昨年 133.5 坪から +27.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。取手駅、稲戸井駅、守谷駅、石下駅、宗道駅、黒子駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは守谷駅で昨年に比べ +93.6 ％、坪単価は 25.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(守谷駅、取手駅)は +87.9 ％(坪単価 +13.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小絹駅、戸頭駅)は -46.8 ％(坪単価 -5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.4 ％ → 2025年 7.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった取手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.2万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +82.3％( +14.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -93.8％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大田郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -21.7％( -0.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 関東鉄道常総線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 取手駅 | 31.2万/坪 (49.2坪) | 17.1万/坪 (86.1坪) | 13.0万/坪 (133坪) |
| 西取手駅 | - | 20.9万/坪 (73.0坪) | 65.4万/坪 (39.3坪) |
| 寺原駅 | - | 13.9万/坪 (82.4坪) | 8.6万/坪 (208坪) |
| 新取手駅 | 11.4万/坪 (43.9坪) | 13.7万/坪 (76.8坪) | 8.3万/坪 (78.3坪) |
| ゆめみ野駅 | 19.7万/坪 (127坪) | 16.8万/坪 (153坪) | 20.5万/坪 (82.1坪) |
| 稲戸井駅 | 12.3万/坪 (259坪) | 9.7万/坪 (189坪) | 8.5万/坪 (144坪) |
| 戸頭駅 | 6.6万/坪 (42.4坪) | 12.3万/坪 (158坪) | 19.0万/坪 (77.9坪) |
| 南守谷駅 | 29.4万/坪 (55.7坪) | 30.7万/坪 (84.0坪) | 17.2万/坪 (105坪) |
| 守谷駅 | 25.7万/坪 (191坪) | 13.3万/坪 (140坪) | 11.4万/坪 (158坪) |
| 新守谷駅 | 22.2万/坪 (72.6坪) | 19.4万/坪 (97.2坪) | 18.9万/坪 (122坪) |
| 小絹駅 | 4.9万/坪 (514坪) | 9.3万/坪 (111坪) | 13.2万/坪 (100坪) |
| 水海道駅 | - | 6.4万/坪 (144坪) | 4.1万/坪 (86.6坪) |
| 北水海道駅 | - | 4.7万/坪 (103坪) | - |
| 中妻駅 | - | - | 2.5万/坪 (180坪) |
| 三妻駅 | - | 1.9万/坪 (121坪) | 0.9万/坪 (193坪) |
| 南石下駅 | 2.9万/坪 (25.7坪) | 4.0万/坪 (195坪) | 2.3万/坪 (514坪) |
| 石下駅 | 4.5万/坪 (133坪) | 3.7万/坪 (202坪) | 3.4万/坪 (202坪) |
| 玉村駅 | - | 3.1万/坪 (12.1坪) | - |
| 宗道駅 | 4.5万/坪 (115坪) | 2.6万/坪 (146坪) | 4.1万/坪 (152坪) |
| 下妻駅 | 2.6万/坪 (171坪) | 4.5万/坪 (139坪) | 3.9万/坪 (144坪) |
| 大宝駅 | - | 4.7万/坪 (236坪) | 4.2万/坪 (215坪) |
| 騰波ノ江駅 | - | 2.1万/坪 (138坪) | 0.6万/坪 (243坪) |
| 黒子駅 | 1.8万/坪 (312坪) | 1.0万/坪 (198坪) | 1.7万/坪 (198坪) |
| 大田郷駅 | 1.1万/坪 (335坪) | 1.4万/坪 (206坪) | 2.7万/坪 (208坪) |
| 下館駅 | 4.1万/坪 (177坪) | 4.9万/坪 (151坪) | 3.3万/坪 (155坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
守谷駅 25.7 万/坪(昨年同期比 +93.6 ％)
守谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +93.6％( +12.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2024年)に比べて -85.0％( -85件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 191.4 坪 (昨年 139.9 坪から +36.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 78.0 分 → 2025年 64.9 分、-16.7 ％と減少)
取手駅 31.2 万/坪(昨年同期比 +82.3 ％)
取手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.2万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +82.3％( +14.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -93.8％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.2 坪 (昨年 86.1 坪から -42.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 28.6 分 → 2025年 14.5 分、-49.3 ％と大きく減少)
小絹駅 4.9 万/坪(昨年同期比 -47.5 ％)
小絹駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -47.5％( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -92.9％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 514.3 坪 (昨年 111.5 坪から +361.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 15.6 分 → 2025年 12.0 分、-22.9 ％と大きく減少)
戸頭駅 6.6 万/坪(昨年同期比 -46.1 ％)
戸頭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -46.1％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 157.7 坪から -73.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 13.4 分 → 2025年 16.0 分、+19.4 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示