【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR宗谷本線 (旭川駅～稚内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +8.5％( +0.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 62 件(１年前(2024年)に比べて -35.4％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 118.4 坪 (昨年 111.1 坪から +6.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。士別駅、南稚内駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは士別駅で昨年に比べ +80.1 ％、坪単価は 2.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(士別駅)は +80.1 ％(坪単価 +0.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(名寄駅)は -37.7 ％(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった旭川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +6.6％( +0.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 50 件(１年前(2024年)に比べて -30.6％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +80.1％( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR宗谷本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 旭川駅 | 8.1万/坪 (117坪) | 7.6万/坪 (101坪) | 7.2万/坪 (100坪) |
| 旭川四条駅 | - | - | - |
| 新旭川駅 | - | - | - |
| 永山駅 | - | - | - |
| 比布駅 | - | - | 0.7万/坪 (148坪) |
| 蘭留駅 | - | - | - |
| 塩狩駅 | - | - | - |
| 和寒駅 | - | - | - |
| 剣淵駅 | - | - | - |
| 士別駅 | 2.0万/坪 (203坪) | 1.1万/坪 (126坪) | 2.7万/坪 (163坪) |
| 多寄駅 | - | - | - |
| 瑞穂駅 | - | - | - |
| 風連駅 | - | - | - |
| 名寄高校駅 | - | - | - |
| 名寄駅 | 2.5万/坪 (112坪) | 4.1万/坪 (124坪) | 3.4万/坪 (83.4坪) |
| 美深駅 | - | 0.9万/坪 (223坪) | 0.5万/坪 (251坪) |
| 咲来駅 | - | - | - |
| 音威子府駅 | - | - | - |
| 佐久駅 | - | - | - |
| 天塩中川駅 | - | - | - |
| 問寒別駅 | - | - | - |
| 雄信内駅 | - | - | - |
| 幌延駅 | - | - | - |
| 豊富駅 | - | - | - |
| 兜沼駅 | - | - | - |
| 勇知駅 | - | - | - |
| 南稚内駅 | 3.8万/坪 (92.3坪) | 2.7万/坪 (146坪) | 3.6万/坪 (107坪) |
| 稚内駅 | 2.8万/坪 (46.9坪) | - | 2.8万/坪 (55.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
士別駅 2.0 万/坪(昨年同期比 +80.1 ％)
士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +80.1％( +0.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 203.2 坪 (昨年 125.5 坪から +61.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 65.5 分 → 2025年 15.0 分、-77.1 ％と大きく減少)
名寄駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -37.7 ％)
名寄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -37.7％( -1.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.5 坪 (昨年 124.4 坪から -10.3 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示