【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の青い森鉄道線 (目時駅～青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.4万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +19.8％( +1.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 97 件(１年前(2023年)に比べて -6.7％( -7件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 101.8 坪 (昨年 90.1 坪から +13.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。野内駅、青森駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは下田駅で昨年に比べ +490.9 ％、坪単価は 7.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(下田駅、八戸駅)は +314.2 ％(坪単価 +7.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陸奥市川駅、筒井駅)は -37.2 ％(坪単価 -4.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 2.9 ％ → 2024年 2.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.5万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -0.5％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった向山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.6万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +17.8％( +0.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 青い森鉄道線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 目時駅 | - | - | - |
| 三戸駅 | - | 0.3万/坪 (148坪) | 4.4万/坪 (83.5坪) |
| 諏訪ノ平駅 | - | - | - |
| 剣吉駅 | 0.20万/坪 (30.3坪) | - | 2.0万/坪 (109坪) |
| 苫米地駅 | - | - | 2.5万/坪 (99.8坪) |
| 北高岩駅 | 2.3万/坪 (141坪) | 3.5万/坪 (90.8坪) | 1.5万/坪 (200坪) |
| 八戸駅 | 16.0万/坪 (126坪) | 6.7万/坪 (75.6坪) | 12.8万/坪 (90.4坪) |
| 陸奥市川駅 | 7.1万/坪 (66.6坪) | 11.6万/坪 (63.5坪) | 5.0万/坪 (155坪) |
| 下田駅 | 7.5万/坪 (84.7坪) | 1.3万/坪 (166坪) | 3.9万/坪 (127坪) |
| 向山駅 | 1.6万/坪 (106坪) | 1.4万/坪 (203坪) | 0.5万/坪 (81.7坪) |
| 三沢駅 | 4.9万/坪 (133坪) | 4.6万/坪 (88.1坪) | 5.6万/坪 (116坪) |
| 小川原駅 | 0.11万/坪 (227坪) | - | - |
| 上北町駅 | 0.4万/坪 (203坪) | - | - |
| 乙供駅 | 2.4万/坪 (33.3坪) | - | 1.6万/坪 (59.7坪) |
| 千曳駅 | - | - | 0.25万/坪 (197坪) |
| 野辺地駅 | 3.4万/坪 (34.8坪) | - | 1.7万/坪 (208坪) |
| 狩場沢駅 | - | - | - |
| 清水川駅 | - | 1.2万/坪 (121坪) | - |
| 小湊駅 | - | 1.7万/坪 (110坪) | - |
| 西平内駅 | - | - | 1.0万/坪 (49.9坪) |
| 浅虫温泉駅 | - | 1.4万/坪 (69.6坪) | 1.9万/坪 (51.4坪) |
| 野内駅 | 5.5万/坪 (77.1坪) | 4.0万/坪 (127坪) | 1.9万/坪 (34.8坪) |
| 矢田前駅 | - | 3.6万/坪 (90.8坪) | 9.6万/坪 (135坪) |
| 小柳駅 | 14.4万/坪 (55.2坪) | 13.4万/坪 (63.5坪) | 13.0万/坪 (68.4坪) |
| 東青森駅 | 16.5万/坪 (57.5坪) | 16.6万/坪 (55.0坪) | 13.1万/坪 (46.9坪) |
| 筒井駅 | 9.6万/坪 (54.5坪) | 14.8万/坪 (81.2坪) | 11.1万/坪 (107坪) |
| 青森駅 | 14.0万/坪 (85.6坪) | 11.6万/坪 (85.1坪) | 15.1万/坪 (92.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下田駅 7.5 万/坪(昨年同期比 +490.9 ％)
下田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +490.9％( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 166.4 坪から -49.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 36.7 分 → 2024年 42.0 分、+14.5 ％と増加)
八戸駅 16.0 万/坪(昨年同期比 +137.5 ％)
八戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +137.5％( +9.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2023年)に比べて +150.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 126.0 坪 (昨年 75.6 坪から +66.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.5 分 → 2024年 18.2 分、-22.6 ％と大きく減少)
陸奥市川駅 7.1 万/坪(昨年同期比 -39.4 ％)
陸奥市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -39.4％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 63.5 坪から +4.8 ％増)。
筒井駅 9.6 万/坪(昨年同期比 -35.0 ％)
筒井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.0％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 81.2 坪から -32.9 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示