【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR相模線 (茅ケ崎駅～橋本駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.9万円/坪(14.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -16.2％( -9.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 54 件(１年前(2024年)に比べて -85.0％( -305件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 79.4 坪から +8.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。原当麻駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは原当麻駅で昨年に比べ +18.9 ％、坪単価は 39.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(原当麻駅、上溝駅)は +13.8 ％(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(相武台下駅、宮山駅)は -64.2 ％(坪単価 -24.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.1 ％ → 2025年 1.9 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 24.2 分 → 2025年 27.8 分、+14.9 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった茅ケ崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.5万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +8.0％( +6.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて -87.9％( -102件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相武台下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -73.4％( -27.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR相模線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 茅ケ崎駅 | 85.5万/坪 (47.5坪) | 79.1万/坪 (60.2坪) | 72.2万/坪 (70.7坪) |
| 北茅ケ崎駅 | - | - | - |
| 香川駅 | 46.4万/坪 (59.0坪) | 45.4万/坪 (78.0坪) | 46.2万/坪 (80.3坪) |
| 寒川駅 | 40.1万/坪 (49.9坪) | 44.5万/坪 (73.0坪) | 41.8万/坪 (86.4坪) |
| 宮山駅 | 18.4万/坪 (56.0坪) | 40.7万/坪 (53.7坪) | 38.9万/坪 (95.7坪) |
| 倉見駅 | 32.0万/坪 (275坪) | 42.7万/坪 (35.8坪) | 36.4万/坪 (39.8坪) |
| 門沢橋駅 | - | 45.7万/坪 (123坪) | - |
| 社家駅 | - | 71.1万/坪 (60.5坪) | 36.0万/坪 (90.8坪) |
| 厚木駅 | - | 68.3万/坪 (107坪) | 72.3万/坪 (49.9坪) |
| 海老名駅 | 70.2万/坪 (131坪) | 66.6万/坪 (89.7坪) | 47.5万/坪 (97.2坪) |
| 入谷駅 | 25.4万/坪 (59.0坪) | 37.4万/坪 (69.6坪) | 32.9万/坪 (105坪) |
| 相武台下駅 | 9.9万/坪 (45.4坪) | 37.3万/坪 (83.9坪) | 35.0万/坪 (118坪) |
| 下溝駅 | 27.8万/坪 (172坪) | 27.3万/坪 (58.3坪) | 11.1万/坪 (211坪) |
| 原当麻駅 | 39.1万/坪 (333坪) | 32.9万/坪 (122坪) | 31.6万/坪 (95.5坪) |
| 番田駅 | 22.2万/坪 (286坪) | 24.5万/坪 (198坪) | 27.4万/坪 (117坪) |
| 上溝駅 | 43.0万/坪 (30.3坪) | 39.6万/坪 (74.2坪) | 40.8万/坪 (75.2坪) |
| 南橋本駅 | 31.8万/坪 (28.7坪) | 48.2万/坪 (49.9坪) | 45.1万/坪 (94.7坪) |
| 橋本駅 | 28.9万/坪 (92.7坪) | 45.0万/坪 (93.8坪) | 49.1万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
原当麻駅 39.1 万/坪(昨年同期比 +18.9 ％)
原当麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.1万円/坪(11.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +18.9％( +6.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.0％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 122.0 坪から +172.7 ％増)。
上溝駅 43.0 万/坪(昨年同期比 +8.7 ％)
上溝駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +8.7％( +3.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 74.2 坪から -59.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 19.6 分 → 2025年 17.0 分、-13.5 ％と減少)
相武台下駅 9.9 万/坪(昨年同期比 -73.4 ％)
相武台下駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -73.4％( -27.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 83.9 坪から -45.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 14.1 分 → 2025年 8.0 分、-43.2 ％と大きく減少)
宮山駅 18.4 万/坪(昨年同期比 -54.9 ％)
宮山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.4万円/坪(5.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -54.9％( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 53.7 坪から +4.2 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.2 分 → 2025年 7.5 分、-38.8 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示