【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR弥彦線 (弥彦駅～東三条駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -3.4％( -0.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2024年)に比べて -15.8％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 93.9 坪 (昨年 105.5 坪から -11.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。吉田駅、燕駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは燕三条駅で昨年に比べ -20.2 ％、坪単価は 20.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(東三条駅)は +106.9 ％(坪単価 +6.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(燕三条駅)は -20.2 ％(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.3 ％ → 2025年 6.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった燕三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -20.2％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった燕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -14.6％( -1.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR弥彦線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 弥彦駅 | - | - | 4.7万/坪 (127坪) |
| 矢作駅 | - | - | - |
| 吉田駅 | 10.8万/坪 (58.5坪) | 12.9万/坪 (101坪) | 9.0万/坪 (124坪) |
| 西燕駅 | - | 1.0万/坪 (99.8坪) | 7.1万/坪 (65.8坪) |
| 燕駅 | 6.8万/坪 (103坪) | 8.0万/坪 (90.8坪) | 8.8万/坪 (128坪) |
| 燕三条駅 | 20.1万/坪 (263坪) | 25.2万/坪 (230坪) | 15.0万/坪 (127坪) |
| 北三条駅 | - | 11.6万/坪 (53.2坪) | 11.3万/坪 (60.9坪) |
| 東三条駅 | 13.0万/坪 (50.9坪) | 6.3万/坪 (157坪) | 8.2万/坪 (78.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東三条駅 13.0 万/坪(昨年同期比 +106.9 ％)
東三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +106.9％( +6.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 156.5 坪から -67.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 31.6 分 → 2025年 13.0 分、-58.9 ％と大きく減少)
燕三条駅 20.1 万/坪(昨年同期比 -20.2 ％)
燕三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -20.2％( -5.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 263.2 坪 (昨年 229.9 坪から +14.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.0 分 → 2025年 8.0 分、-27.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示