【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の上越新幹線 (越後湯沢駅～新潟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -1.2％( -0.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 48 件(１年前(2024年)に比べて -85.0％( -273件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.8 坪 (昨年 82.5 坪から +12.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。燕三条駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは燕三条駅で昨年に比べ +61.5 ％、坪単価は 20.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(燕三条駅)は +61.5 ％(坪単価 +7.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(越後湯沢駅)は -85.2 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.6 ％ → 2025年 2.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.9万円/坪(10.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +6.8％( +2.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 20 件(１年前(2024年)に比べて -88.0％( -146件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった越後湯沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -85.2％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 上越新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 越後湯沢駅 | 0.6万/坪 (43.9坪) | 4.0万/坪 (110坪) | 5.8万/坪 (79.3坪) |
| 浦佐駅 | 4.3万/坪 (393坪) | 4.3万/坪 (128坪) | 4.9万/坪 (125坪) |
| 長岡駅 | 13.3万/坪 (61.0坪) | 13.7万/坪 (81.3坪) | 12.9万/坪 (93.0坪) |
| 燕三条駅 | 20.1万/坪 (263坪) | 12.5万/坪 (114坪) | 9.9万/坪 (222坪) |
| 新潟駅 | 33.9万/坪 (107坪) | 31.7万/坪 (77.6坪) | 28.5万/坪 (87.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
燕三条駅 20.1 万/坪(昨年同期比 +61.5 ％)
燕三条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.1万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +61.5％( +7.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -90.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 263.2 坪 (昨年 113.7 坪から +131.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 23.4 分 → 2025年 8.0 分、-65.8 ％と大きく減少)
越後湯沢駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -85.2 ％)
越後湯沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.18万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -85.2％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -83.3％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 109.9 坪から -60.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 56.2 分 → 2025年 46.0 分、-18.2 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 8.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示