【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR伯備線 (倉敷駅～新郷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.2万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +13.5％( +2.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(１年前(2024年)に比べて -20.5％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 166.1 坪から -50.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。倉敷駅、備中高梁駅、新見駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは備中高梁駅で昨年に比べ +62.4 ％、坪単価は 4.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(備中高梁駅)は +62.4 ％(坪単価 +1.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(総社駅)は -51.0 ％(坪単価 -8.6 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +34.8％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2024年)に比べて -15.0％( -3件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった備中高梁駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +62.4％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
| JR伯備線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 倉敷駅 | 36.6万/坪 (69.0坪) | 27.1万/坪 (147坪) | 23.3万/坪 (122坪) |
| 清音駅 | 13.7万/坪 (69.6坪) | - | - |
| 総社駅 | 8.3万/坪 (79.3坪) | 16.9万/坪 (168坪) | 12.5万/坪 (114坪) |
| 豪渓駅 | - | - | - |
| 日羽駅 | - | - | - |
| 美袋駅 | - | - | 0.08万/坪 (63.5坪) |
| 備中広瀬駅 | 3.1万/坪 (124坪) | - | - |
| 備中高梁駅 | 4.7万/坪 (117坪) | 2.9万/坪 (287坪) | 5.6万/坪 (146坪) |
| 木野山駅 | - | - | 1.3万/坪 (21.2坪) |
| 備中川面駅 | - | - | - |
| 方谷駅 | - | - | - |
| 井倉駅 | - | - | - |
| 石蟹駅 | 0.4万/坪 (242坪) | - | - |
| 新見駅 | 10.5万/坪 (34.8坪) | 6.6万/坪 (30.3坪) | 6.0万/坪 (205坪) |
| 備中神代駅 | - | - | 1.7万/坪 (484坪) |
| 足立駅 | - | - | - |
| 新郷駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
備中高梁駅 4.7 万/坪(昨年同期比 +62.4 ％)
備中高梁駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +62.4％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 116.8 坪 (昨年 286.6 坪から -59.2 ％減)。
総社駅 8.3 万/坪(昨年同期比 -51.0 ％)
総社駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.0％( -8.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -61.5％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.3 坪 (昨年 168.0 坪から -52.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 21.5 分 → 2025年 17.4 分、-18.9 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示