【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR山陰本線 (江崎駅～下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1.5％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 51 件(１年前(2024年)に比べて -72.4％( -134件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.8 坪 (昨年 105.2 坪から +32.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。東萩駅、萩駅、長門三隅駅、安岡駅、幡生駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは滝部駅で昨年に比べ +35610.0 ％、坪単価は 1.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(滝部駅、萩駅)は +17854.3 ％(坪単価 +2.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小串駅、川棚温泉駅)は -95.6 ％(坪単価 -2.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 19.0 分 → 2025年 17.0 分、-11.0 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 7.0 ％ → 2025年 5.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった安岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +91.4％( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -94.1％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小串駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -99.1％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR山陰本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 江崎駅 | 1.0万/坪 (163坪) | 2.1万/坪 (112坪) | 0.4万/坪 (229坪) |
| 須佐駅 | - | - | - |
| 宇田郷駅 | - | - | - |
| 木与駅 | - | - | - |
| 奈古駅 | - | 2.0万/坪 (67.6坪) | 3.0万/坪 (65.0坪) |
| 長門大井駅 | - | 4.1万/坪 (59.0坪) | - |
| 越ケ浜駅 | - | 4.4万/坪 (40.1坪) | - |
| 東萩駅 | 7.2万/坪 (100坪) | 5.1万/坪 (97.4坪) | 7.8万/坪 (139坪) |
| 萩駅 | 7.6万/坪 (81.7坪) | 3.8万/坪 (145坪) | 5.0万/坪 (126坪) |
| 玉江駅 | 4.7万/坪 (63.5坪) | 5.9万/坪 (132坪) | 5.1万/坪 (110坪) |
| 三見駅 | - | - | - |
| 飯井駅 | - | - | - |
| 長門三隅駅 | 2.0万/坪 (65.0坪) | 1.3万/坪 (109坪) | 2.5万/坪 (139坪) |
| 長門市駅 | 2.6万/坪 (284坪) | 5.4万/坪 (101坪) | 9.9万/坪 (124坪) |
| 仙崎駅 | - | 5.2万/坪 (125坪) | 5.9万/坪 (140坪) |
| 黄波戸駅 | - | - | 1.2万/坪 (57.5坪) |
| 長門古市駅 | 3.2万/坪 (99.8坪) | - | - |
| 人丸駅 | 1.4万/坪 (484坪) | 5.0万/坪 (75.6坪) | 1.8万/坪 (250坪) |
| 伊上駅 | - | - | - |
| 長門粟野駅 | - | - | 2.9万/坪 (106坪) |
| 阿川駅 | - | 1.3万/坪 (66.6坪) | 1.5万/坪 (188坪) |
| 特牛駅 | - | - | - |
| 滝部駅 | 1.2万/坪 (127坪) | 0.00万/坪 (30.3坪) | 1.1万/坪 (301坪) |
| 長門二見駅 | - | - | - |
| 宇賀本郷駅 | - | - | 0.7万/坪 (99.8坪) |
| 湯玉駅 | - | 1.2万/坪 (84.7坪) | 2.2万/坪 (69.6坪) |
| 小串駅 | 0.02万/坪 (575坪) | 2.4万/坪 (127坪) | 4.7万/坪 (85.7坪) |
| 川棚温泉駅 | 0.28万/坪 (222坪) | 3.6万/坪 (54.5坪) | 1.8万/坪 (80.5坪) |
| 黒井村駅 | - | 2.0万/坪 (191坪) | 1.8万/坪 (133坪) |
| 梅ケ峠駅 | - | 1.7万/坪 (59.0坪) | - |
| 吉見駅 | - | - | 6.2万/坪 (56.0坪) |
| 福江駅 | 1.8万/坪 (163坪) | - | - |
| 安岡駅 | 22.6万/坪 (363坪) | 11.8万/坪 (151坪) | 14.7万/坪 (76.9坪) |
| 梶栗郷台地駅 | 13.2万/坪 (66.6坪) | 18.2万/坪 (91.5坪) | 15.2万/坪 (73.4坪) |
| 綾羅木駅 | 16.2万/坪 (151坪) | 20.8万/坪 (82.0坪) | 17.2万/坪 (146坪) |
| 幡生駅 | 16.7万/坪 (63.5坪) | 12.9万/坪 (107坪) | 15.9万/坪 (79.2坪) |
| 下関駅 | 14.0万/坪 (69.3坪) | 11.8万/坪 (84.6坪) | 16.1万/坪 (112坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
滝部駅 1.2 万/坪(昨年同期比 +35610.0 ％)
滝部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +35610.0％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 30.3 坪から +320.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.0 分 → 2025年 13.0 分、+116.7 ％と大きく増加)
萩駅 7.6 万/坪(昨年同期比 +98.5 ％)
萩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +98.5％( +3.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 145.2 坪から -43.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 18.0 分 → 2025年 14.5 分、-19.4 ％と減少)
小串駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -99.1 ％)
小串駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -99.1％( -2.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 574.8 坪 (昨年 126.7 坪から +353.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.8 分 → 2025年 14.0 分、+60.0 ％と大きく増加)
川棚温泉駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -92.2 ％)
川棚温泉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.28万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -92.2％( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 222.3 坪 (昨年 54.5 坪から +308.3 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示