【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR山陰本線 (江崎駅～下関駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.8万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +4.2％( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2024年)に比べて -43.6％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.0 坪 (昨年 102.0 坪から -1.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。幡生駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは安岡駅で昨年に比べ +193.4 ％、坪単価は 22.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(安岡駅、幡生駅)は +110.9 ％(坪単価 +9.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長門三隅駅、綾羅木駅)は -49.1 ％(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.8 ％ → 2025年 4.5 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった安岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +193.4％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった長門三隅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.9％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR山陰本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 江崎駅 | 1.0万/坪 (163坪) | - | - |
| 須佐駅 | - | - | - |
| 宇田郷駅 | - | - | - |
| 木与駅 | - | - | - |
| 奈古駅 | - | 3.2万/坪 (87.7坪) | 3.3万/坪 (84.7坪) |
| 長門大井駅 | - | 4.1万/坪 (59.0坪) | - |
| 越ケ浜駅 | - | - | - |
| 東萩駅 | 8.0万/坪 (116坪) | 6.8万/坪 (200坪) | 6.2万/坪 (203坪) |
| 萩駅 | 5.7万/坪 (96.8坪) | - | 7.1万/坪 (63.5坪) |
| 玉江駅 | - | 2.6万/坪 (115坪) | - |
| 三見駅 | - | - | - |
| 飯井駅 | - | - | - |
| 長門三隅駅 | 0.8万/坪 (48.4坪) | 1.8万/坪 (80.2坪) | 2.2万/坪 (22.7坪) |
| 長門市駅 | - | 6.3万/坪 (206坪) | - |
| 仙崎駅 | - | 6.0万/坪 (30.3坪) | 5.8万/坪 (112坪) |
| 黄波戸駅 | - | - | - |
| 長門古市駅 | - | - | - |
| 人丸駅 | - | - | - |
| 伊上駅 | - | - | - |
| 長門粟野駅 | - | - | - |
| 阿川駅 | - | - | 0.7万/坪 (190坪) |
| 特牛駅 | - | - | - |
| 滝部駅 | 1.2万/坪 (127坪) | - | 1.7万/坪 (87.7坪) |
| 長門二見駅 | - | - | - |
| 宇賀本郷駅 | - | - | 0.7万/坪 (99.8坪) |
| 湯玉駅 | - | - | - |
| 小串駅 | - | 0.7万/坪 (172坪) | 9.9万/坪 (63.5坪) |
| 川棚温泉駅 | - | 4.6万/坪 (45.4坪) | 2.9万/坪 (103坪) |
| 黒井村駅 | - | - | 1.6万/坪 (75.6坪) |
| 梅ケ峠駅 | - | - | - |
| 吉見駅 | - | - | - |
| 福江駅 | 1.8万/坪 (163坪) | - | - |
| 安岡駅 | 22.6万/坪 (363坪) | 7.7万/坪 (145坪) | 14.3万/坪 (67.5坪) |
| 梶栗郷台地駅 | 13.2万/坪 (66.6坪) | 15.9万/坪 (59.0坪) | 16.5万/坪 (90.8坪) |
| 綾羅木駅 | 9.8万/坪 (75.6坪) | 18.2万/坪 (77.1坪) | 19.4万/坪 (80.2坪) |
| 幡生駅 | 20.3万/坪 (73.6坪) | 15.8万/坪 (120坪) | 15.1万/坪 (75.6坪) |
| 下関駅 | 13.4万/坪 (49.7坪) | 15.5万/坪 (77.9坪) | 17.7万/坪 (40.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
安岡駅 22.6 万/坪(昨年同期比 +193.4 ％)
安岡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +193.4％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 145.2 坪から +150.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.8 分 → 2025年 14.0 分、-47.8 ％と大きく減少)
幡生駅 20.3 万/坪(昨年同期比 +28.5 ％)
幡生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +28.5％( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.6 坪 (昨年 120.2 坪から -38.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.3 分 → 2025年 18.0 分、+58.8 ％と大きく増加)
長門三隅駅 0.8 万/坪(昨年同期比 -51.9 ％)
長門三隅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.8万円/坪(0.26万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -51.9％( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 80.2 坪から -39.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 24.5 分 → 2025年 30.0 分、+22.4 ％と大きく増加)
綾羅木駅 9.8 万/坪(昨年同期比 -46.3 ％)
綾羅木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.8万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -46.3％( -8.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 77.1 坪から -2.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 16.5 分 → 2025年 11.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示