【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR日豊本線 (市棚駅～五十市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -1.1％( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 188 件(１年前(2024年)に比べて -63.2％( -323件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 125.0 坪 (昨年 125.2 坪から -0.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が減少。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 14 駅。ほとんどの駅において下落した。旭ケ丘駅、門川駅、日向住吉駅、宮崎神宮駅、南宮崎駅、都城駅、西都城駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは日向住吉駅で昨年に比べ +57.7 ％、坪単価は 17.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(日向住吉駅、門川駅)は +53.6 ％(坪単価 +4.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(日向新富駅、日向市駅)は -60.7 ％(坪単価 -4.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.2 ％ → 2025年 1.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +4.5％( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2024年)に比べて -67.2％( -43件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった日向新富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -77.3％( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR日豊本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 市棚駅 | - | 2.0万/坪 (206坪) | - |
| 北川駅 | - | - | - |
| 日向長井駅 | - | 0.4万/坪 (116坪) | - |
| 北延岡駅 | - | 4.2万/坪 (160坪) | 7.3万/坪 (144坪) |
| 延岡駅 | 11.2万/坪 (109坪) | 13.0万/坪 (89.2坪) | 11.6万/坪 (118坪) |
| 南延岡駅 | 12.5万/坪 (91.9坪) | 15.0万/坪 (92.8坪) | 11.8万/坪 (89.2坪) |
| 旭ケ丘駅 | 12.9万/坪 (63.5坪) | 9.2万/坪 (158坪) | 10.5万/坪 (79.3坪) |
| 土々呂駅 | - | 8.7万/坪 (149坪) | 0.21万/坪 (48.4坪) |
| 門川駅 | 8.1万/坪 (102坪) | 5.4万/坪 (127坪) | 6.6万/坪 (98.8坪) |
| 日向市駅 | 5.8万/坪 (123坪) | 10.4万/坪 (114坪) | 9.4万/坪 (115坪) |
| 財光寺駅 | - | 11.4万/坪 (145坪) | 12.6万/坪 (124坪) |
| 南日向駅 | 3.5万/坪 (74.4坪) | 3.5万/坪 (84.7坪) | 3.9万/坪 (163坪) |
| 美々津駅 | - | 1.7万/坪 (159坪) | 1.0万/坪 (28.7坪) |
| 東都農駅 | - | - | - |
| 都農駅 | 2.6万/坪 (286坪) | 3.4万/坪 (107坪) | 4.0万/坪 (121坪) |
| 川南駅 | - | 2.2万/坪 (469坪) | 2.9万/坪 (164坪) |
| 高鍋駅 | 3.0万/坪 (235坪) | 4.5万/坪 (130坪) | 4.6万/坪 (141坪) |
| 日向新富駅 | 1.2万/坪 (260坪) | 5.1万/坪 (163坪) | 3.7万/坪 (116坪) |
| 佐土原駅 | 6.9万/坪 (142坪) | 9.0万/坪 (141坪) | 8.5万/坪 (144坪) |
| 日向住吉駅 | 17.5万/坪 (192坪) | 11.1万/坪 (138坪) | 9.2万/坪 (130坪) |
| 蓮ケ池駅 | 9.9万/坪 (198坪) | 15.7万/坪 (115坪) | 17.5万/坪 (70.1坪) |
| 宮崎神宮駅 | 18.8万/坪 (119坪) | 15.3万/坪 (128坪) | 17.1万/坪 (141坪) |
| 宮崎駅 | 27.8万/坪 (83.0坪) | 26.6万/坪 (137坪) | 22.4万/坪 (126坪) |
| 南宮崎駅 | 23.5万/坪 (66.8坪) | 18.9万/坪 (79.9坪) | 20.3万/坪 (93.2坪) |
| 加納駅 | 17.7万/坪 (115坪) | 20.1万/坪 (68.1坪) | 15.2万/坪 (125坪) |
| 清武駅 | 14.9万/坪 (116坪) | 12.6万/坪 (201坪) | 7.5万/坪 (211坪) |
| 日向沓掛駅 | 6.0万/坪 (292坪) | - | 8.7万/坪 (102坪) |
| 田野駅 | 4.0万/坪 (114坪) | 6.6万/坪 (110坪) | 5.3万/坪 (109坪) |
| 山之口駅 | 2.1万/坪 (184坪) | 1.8万/坪 (193坪) | 2.7万/坪 (218坪) |
| 餅原駅 | 2.8万/坪 (363坪) | 4.2万/坪 (223坪) | 2.9万/坪 (197坪) |
| 三股駅 | 3.7万/坪 (90.5坪) | 4.3万/坪 (175坪) | 4.4万/坪 (112坪) |
| 都城駅 | 9.0万/坪 (107坪) | 7.4万/坪 (128坪) | 8.6万/坪 (117坪) |
| 西都城駅 | 10.2万/坪 (106坪) | 7.3万/坪 (125坪) | 5.7万/坪 (127坪) |
| 五十市駅 | 5.1万/坪 (192坪) | 5.6万/坪 (144坪) | 5.2万/坪 (134坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日向住吉駅 17.5 万/坪(昨年同期比 +57.7 ％)
日向住吉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.5万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +57.7％( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -62.5％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 191.6 坪 (昨年 138.1 坪から +38.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 14.2 分 → 2025年 10.0 分、-29.8 ％と大きく減少)
門川駅 8.1 万/坪(昨年同期比 +49.5 ％)
門川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.1万円/坪(2.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +49.5％( +2.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -69.2％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 102.1 坪 (昨年 126.8 坪から -19.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 23.6 分 → 2025年 18.5 分、-21.7 ％と大きく減少)
日向新富駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -77.3 ％)
日向新富駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -77.3％( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 260.2 坪 (昨年 162.6 坪から +60.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 44.7 分 → 2025年 60.0 分、+34.2 ％と大きく増加)
日向市駅 5.8 万/坪(昨年同期比 -44.0 ％)
日向市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -44.0％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2024年)に比べて -84.0％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 122.7 坪 (昨年 114.2 坪から +7.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 28.5 分 → 2025年 37.6 分、+32.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示