
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の近鉄天理線 (平端駅~天理駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -4.7%( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +250.0%( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 80.7 坪 (昨年 159.6 坪から -49.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。二階堂駅、前栽駅、天理駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは二階堂駅で昨年に比べ -16.1 %、坪単価は 17.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(前栽駅)は -11.2 %(坪単価 -3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は -16.1 %(坪単価 -3.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.2 分 → 2024年 33.2 分、+224.0 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -13.4%( -3.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -16.1%( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
平端駅 | 22.0万/坪 (54.5坪) | - | - |
二階堂駅 | 17.0万/坪 (46.1坪) | 20.3万/坪 (260坪) | 34.0万/坪 (52.9坪) |
前栽駅 | 23.8万/坪 (105坪) | 26.8万/坪 (63.5坪) | 30.1万/坪 (233坪) |
天理駅 | 23.8万/坪 (67.7坪) | 27.5万/坪 (54.5坪) | 6.5万/坪 (330坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
前栽駅 23.8 万/坪(昨年同期比 -11.2 %)
前栽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.8万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -11.2%( -3.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 105.4 坪 (昨年 63.5 坪から +65.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 10.3 分、-31.1 %と大きく減少)
二階堂駅 17.0 万/坪(昨年同期比 -16.1 %)
二階堂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -16.1%( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 260.2 坪から -82.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 50.0 分、+733.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示