
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜12月期のJR総武線快速 (市川駅~千葉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -6.1%( -4.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 157 件(1年前(2023年)に比べて -25.2%( -53件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 76.1 坪 (昨年 70.6 坪から +7.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。市川駅、船橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは市川駅で昨年に比べ +29.7 %、坪単価は 116 万円/坪となった。
上位 1 駅(市川駅)は +29.7 %(坪単価 +26.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(津田沼駅)は -35.0 %(坪単価 -49.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.4 % → 2024年 4.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +29.7%( +26.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -46.5%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千葉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.0万円/坪(13.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -33.0%( -21.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 55 件(1年前(2023年)に比べて -3.5%( -2件/坪)と小幅に減少しています。)。
JR総武線快速 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
市川駅 | 116万/坪 (54.2坪) | 89.8万/坪 (68.3坪) | 89.6万/坪 (98.5坪) |
船橋駅 | 107万/坪 (63.3坪) | 87.9万/坪 (61.9坪) | 101万/坪 (87.5坪) |
津田沼駅 | 91.7万/坪 (82.6坪) | 141万/坪 (41.0坪) | 124万/坪 (62.4坪) |
稲毛駅 | 59.7万/坪 (63.0坪) | 57.1万/坪 (76.5坪) | 44.2万/坪 (101坪) |
千葉駅 | 43.0万/坪 (98.2坪) | 64.3万/坪 (78.9坪) | 69.0万/坪 (80.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
市川駅 116.4 万/坪(昨年同期比 +29.7 %)
市川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +29.7%( +26.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2023年)に比べて -46.5%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.2 坪 (昨年 68.3 坪から -20.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.3 % → 2024年 4.3 %)
津田沼駅 91.7 万/坪(昨年同期比 -35.0 %)
津田沼駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.7万円/坪(27.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -35.0%( -49.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて +50.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 41.0 坪から +101.5 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示