
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR常磐線快速 (松戸駅~天王台駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.1万円/坪(22.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +27.4%( +15.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2024年)に比べて -88.7%( -134件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 61.8 坪 (昨年 75.7 坪から -18.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。柏駅、天王台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天王台駅で昨年に比べ +98.7 %、坪単価は 85.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(天王台駅)は +98.7 %(坪単価 +42.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(我孫子駅)は -1.8 %(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.3 % → 2025年 17.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天王台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.2万円/坪(25.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +98.7%( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -91.3%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった我孫子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -1.8%( -0.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -93.0%( -40件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR常磐線快速 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松戸駅 | - | 86.5万/坪 (47.5坪) | 81.1万/坪 (79.2坪) |
柏駅 | 79.6万/坪 (67.6坪) | 64.2万/坪 (80.1坪) | 61.8万/坪 (72.2坪) |
我孫子駅 | 38.8万/坪 (53.9坪) | 39.5万/坪 (91.9坪) | 34.1万/坪 (70.4坪) |
天王台駅 | 85.2万/坪 (39.3坪) | 42.9万/坪 (63.1坪) | 47.6万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
天王台駅 85.2 万/坪(昨年同期比 +98.7 %)
天王台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.2万円/坪(25.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +98.7%( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -91.3%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 63.1 坪から -37.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.7 分 → 2025年 4.0 分、-65.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.3 % → 2025年 100.0 %)
我孫子駅 38.8 万/坪(昨年同期比 -1.8 %)
我孫子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -1.8%( -0.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -93.0%( -40件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 91.9 坪から -41.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 19.3 分 → 2025年 29.3 分、+51.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示