【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜12月期のJR室蘭支線 (東室蘭駅~室蘭駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +28.9%( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 37 件(1年前(2023年)に比べて -32.7%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.5 坪 (昨年 127.4 坪から -31.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東室蘭駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東室蘭駅で昨年に比べ +28.7 %、坪単価は 10.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(東室蘭駅)は +28.7 %(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(輪西駅)は -14.2 %(坪単価 -0.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 23.4 分 → 2024年 15.1 分、-35.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.3 % → 2024年 10.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +28.7%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2023年)に比べて -24.1%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった輪西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -14.2%( -0.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR室蘭支線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東室蘭駅 | 10.9万/坪 (94.5坪) | 8.5万/坪 (132坪) | 9.2万/坪 (134坪) |
| 輪西駅 | 2.6万/坪 (66.6坪) | 3.1万/坪 (58.5坪) | - |
| 御崎駅 | - | 0.08万/坪 (54.5坪) | 4.0万/坪 (121坪) |
| 母恋駅 | 5.7万/坪 (101坪) | - | 4.8万/坪 (46.1坪) |
| 室蘭駅 | 4.7万/坪 (66.6坪) | 4.3万/坪 (134坪) | 4.0万/坪 (185坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東室蘭駅 10.9 万/坪(昨年同期比 +28.7 %)
東室蘭駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +28.7%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2023年)に比べて -24.1%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.5 坪 (昨年 132.3 坪から -28.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 22.1 分 → 2024年 17.5 分、-20.7 %と大きく減少)
輪西駅 2.6 万/坪(昨年同期比 -14.2 %)
輪西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -14.2%( -0.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 58.5 坪から +13.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.2 分 → 2024年 9.4 分、-42.2 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示