
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の阪急伊丹線 (塚口駅~伊丹駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.9万円/坪(27.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +14.3%( +11.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -85.9%( -85件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.7 坪 (昨年 52.7 坪から +34.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。塚口駅、新伊丹駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは塚口駅で昨年に比べ +47.9 %、坪単価は 126 万円/坪となった。
上位 1 駅(塚口駅)は +47.9 %(坪単価 +40.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伊丹駅)は +2.7 %(坪単価 +1.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 16.6 分 → 2025年 14.7 分、-11.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 8.1 % → 2025年 14.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塚口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +47.9%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -92.9%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伊丹駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.4万円/坪(21.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +2.7%( +1.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -84.0%( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
阪急伊丹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
塚口駅 | 126万/坪 (77.1坪) | 85.5万/坪 (53.2坪) | 96.8万/坪 (67.8坪) |
稲野駅 | 102万/坪 (42.4坪) | 94.7万/坪 (32.7坪) | 97.3万/坪 (33.0坪) |
新伊丹駅 | 120万/坪 (33.3坪) | 92.6万/坪 (65.2坪) | 90.6万/坪 (51.5坪) |
伊丹駅 | 70.4万/坪 (85.5坪) | 68.6万/坪 (53.8坪) | 67.0万/坪 (63.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
塚口駅 126.5 万/坪(昨年同期比 +47.9 %)
塚口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +47.9%( +40.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -92.9%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 53.2 坪から +45.0 %増)。
伊丹駅 70.4 万/坪(昨年同期比 +2.7 %)
伊丹駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.4万円/坪(21.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +2.7%( +1.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -84.0%( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 85.5 坪 (昨年 53.8 坪から +59.0 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示