【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期のJR京都線 (京都駅~山崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -3.5%( -3.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 20 件(1年前(2024年)に比べて -55.6%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.9 坪 (昨年 72.7 坪から +4.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。長岡京駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長岡京駅で昨年に比べ +59.3 %、坪単価は 92.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(長岡京駅)は +59.3 %(坪単価 +34.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京都駅)は -51.5 %(坪単価 -276.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 16.2 分 → 2025年 13.9 分、-13.8 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 15.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 260万円/坪(78.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -51.5%( -276.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった向日町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +12.9%( +7.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -77.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR京都線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 京都駅 | 260万/坪 (64.3坪) | 537万/坪 (43.4坪) | 235万/坪 (78.1坪) |
| 西大路駅 | 107万/坪 (69.4坪) | 102万/坪 (48.2坪) | 89.5万/坪 (113坪) |
| 桂川駅 | 68.1万/坪 (158坪) | 95.7万/坪 (89.7坪) | 85.3万/坪 (97.6坪) |
| 向日町駅 | 63.5万/坪 (25.7坪) | 56.2万/坪 (79.5坪) | 82.7万/坪 (127坪) |
| 長岡京駅 | 92.1万/坪 (26.7坪) | 57.8万/坪 (119坪) | 78.3万/坪 (49.7坪) |
| 山崎駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長岡京駅 92.1 万/坪(昨年同期比 +59.3 %)
長岡京駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.1万円/坪(27.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +59.3%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -70.0%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 26.7 坪 (昨年 119.3 坪から -77.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.3 分 → 2025年 13.7 分、-21.0 %と大きく減少)
京都駅 260.3 万/坪(昨年同期比 -51.5 %)
京都駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 260万円/坪(78.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -51.5%( -276.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 64.3 坪 (昨年 43.4 坪から +48.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.3 分 → 2025年 11.5 分、+38.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示