【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の西鉄甘木線 (宮の陣駅～甘木駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.8万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -40.9％( -28.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.7年(昨年 15.4年から +111.7 ％増)。平均土地面積は 169.9 坪 (昨年 81.2 坪から +109.3 ％増)。平均建物面積は 69.0 坪 (昨年 53.2 坪から +29.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。宮の陣駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宮の陣駅で昨年に比べ +11.6 ％、坪単価は 79.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(宮の陣駅)は +11.6 ％(坪単価 +8.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(甘木駅)は -45.9 ％(坪単価 -26.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 37.5 ％ → 2025年 31.2 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 15.4 年 → 2025年 32.7 年、+111.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.2 ％ → 2025年 43.8 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 12.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮の陣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.1万円/坪(23.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +11.6％( +8.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -24.6％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西鉄甘木線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宮の陣駅 | 79.1万/坪 (20.5年/216坪) | 70.9万/坪 (14.0年/74.1坪) | - |
| 五郎丸駅 | - | 130万/坪 (0.7年/67.6坪) | 21.6万/坪 (0年/157坪) |
| 学校前駅 | - | - | - |
| 古賀茶屋駅 | - | - | - |
| 北野駅 | 22.6万/坪 (40.0年/59.0坪) | 30.0万/坪 (39.0年/66.6坪) | 73.5万/坪 (4.6年/54.5坪) |
| 大城駅 | 13.6万/坪 (42.0年/90.8坪) | - | 32.9万/坪 (27.4年/58.4坪) |
| 金島駅 | - | - | - |
| 大堰駅 | - | - | - |
| 本郷駅 | 58.5万/坪 (23.0年/80.2坪) | - | - |
| 上浦駅 | - | - | 3.2万/坪 (30.0年/151坪) |
| 馬田駅 | - | - | 8.1万/坪 (54.0年/303坪) |
| 甘木駅 | 31.7万/坪 (36.8年/189坪) | 58.6万/坪 (15.6年/92.6坪) | 23.2万/坪 (30.0年/57.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宮の陣駅 79.1 万/坪(昨年同期比 +11.6 ％)
宮の陣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.1万円/坪(23.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +11.6％( +8.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.5年(昨年 14.0年から +46.4 ％増)。平均土地面積は 215.9 坪 (昨年 74.1 坪から +191.3 ％増)。平均建物面積は 111.2 坪 (昨年 154.3 坪から -27.9 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 14.0 年 → 2025年 20.5 年、+46.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.8 分 → 2025年 14.8 分、+25.5 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 25.0 ％)
甘木駅 31.7 万/坪(昨年同期比 -45.9 ％)
甘木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.7万円/坪(9.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -45.9％( -26.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて +12.5％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 36.8年(昨年 15.6年から +135.2 ％増)。平均土地面積は 189.4 坪 (昨年 92.6 坪から +104.4 ％増)。平均建物面積は 61.3 坪 (昨年 29.1 坪から +110.7 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 15.6 年 → 2025年 36.8 年、+135.2 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 12.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示