
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の九州新幹線 (博多駅~筑後船小屋駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.9万円/坪(16.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -29.0%( -22.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.1年(昨年 35.2年から +5.5 %増)。平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 91.6 坪から -5.8 %減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 98.2 坪から -68.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。博多駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは博多駅で昨年に比べ -7.7 %、坪単価は 132 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多駅)は -7.7 %(坪単価 -11.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は -7.7 %(坪単価 -11.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.3 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 20.2 分 → 2024年 30.0 分、+48.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 39.1 % → 2024年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.7%( -11.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.7%( -11.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
九州新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
博多駅 | 132万/坪 (4.8年/69.6坪) | 143万/坪 (27.7年/92.4坪) | 146万/坪 (28.4年/63.5坪) |
久留米駅 | - | 34.6万/坪 (37.8年/79.4坪) | 71.6万/坪 (19.5年/39.8坪) |
筑後船小屋駅 | - | 11.4万/坪 (49.0年/131坪) | 39.8万/坪 (22.4年/155坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多駅 132.2 万/坪(昨年同期比 -7.7 %)
博多駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -7.7%( -11.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 4.8年(昨年 27.7年から -82.8 %減)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 92.4 坪から -24.7 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 178.9 坪から -83.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.7 年 → 2024年 4.8 年、-82.8 %と大きく減少)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示