【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR本四備讃線 (茶屋町駅~児島駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.9万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -21.7%( -9.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -41.7%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 34.1年から +13.3 %増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 83.3 坪から +27.2 %増)。平均建物面積は 48.1 坪 (昨年 49.3 坪から -2.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。木見駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木見駅で昨年に比べ +9.7 %、坪単価は 22.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(木見駅)は +9.7 %(坪単価 +2.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(茶屋町駅)は -34.8 %(坪単価 -22.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 24.0 分 → 2025年 20.1 分、-16.2 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.1 年 → 2025年 38.7 年、+13.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.4 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -34.8%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった木見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +9.7%( +2.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
| JR本四備讃線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 茶屋町駅 | 41.9万/坪 (37.8年/111坪) | 64.4万/坪 (35.4年/59.3坪) | 120万/坪 (18.8年/134坪) |
| 植松駅 | 11.3万/坪 (53.3年/69.6坪) | - | 25.7万/坪 (44.3年/51.4坪) |
| 木見駅 | 22.2万/坪 (40.3年/106坪) | 20.2万/坪 (34.6年/108坪) | 67.6万/坪 (11.3年/52.9坪) |
| 上の町駅 | - | 70.6万/坪 (6.3年/424坪) | 45.7万/坪 (31.5年/114坪) |
| 児島駅 | 28.2万/坪 (32.8年/104坪) | 29.1万/坪 (35.7年/65.0坪) | 28.8万/坪 (32.0年/63.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
木見駅 22.2 万/坪(昨年同期比 +9.7 %)
木見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +9.7%( +2.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 40.3年(昨年 34.6年から +16.4 %増)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 108.4 坪から -2.3 %減)。平均建物面積は 24.7 坪 (昨年 129.6 坪から -80.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 26.3 分 → 2025年 19.0 分、-27.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 34.6 年 → 2025年 40.3 年、+16.4 %と増加)
茶屋町駅 41.9 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)
茶屋町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.9万円/坪(12.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -34.8%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -11.1%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 37.8年(昨年 35.4年から +6.9 %増)。平均土地面積は 110.8 坪 (昨年 59.3 坪から +86.8 %増)。平均建物面積は 52.5 坪 (昨年 33.8 坪から +55.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 % → 2025年 42.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 % → 2025年 57.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示