【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR山口線 (津和野駅~益田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +289.7%( +29.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.8年(昨年 43.9年から -20.8 %減)。平均土地面積は 96.3 坪 (昨年 101.1 坪から -4.7 %減)。平均建物面積は 67.2 坪 (昨年 53.6 坪から +25.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。津和野駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは益田駅で昨年に比べ +331.6 %、坪単価は 47.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(益田駅)は +331.6 %(坪単価 +36.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(津和野駅)は +17.2 %(坪単価 +0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 43.9 年 → 2025年 34.8 年、-20.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 41.7 分 → 2025年 21.0 分、-49.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 75.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった益田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.4万円/坪(14.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +331.6%( +36.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった津和野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +17.2%( +0.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR山口線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 津和野駅 | 6.4万/坪 (0年/233坪) | 5.5万/坪 (33.3年/102坪) | 8.4万/坪 (39.8年/101坪) |
| 日原駅 | - | 3.5万/坪 (60.8年/104坪) | - |
| 青原駅 | - | 40.9万/坪 (15.3年/130坪) | - |
| 東青原駅 | - | - | - |
| 石見横田駅 | - | 6.9万/坪 (31.3年/139坪) | - |
| 本俣賀駅 | - | - | - |
| 益田駅 | 47.4万/坪 (34.8年/69.0坪) | 11.0万/坪 (51.0年/75.1坪) | 15.0万/坪 (33.6年/135坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
益田駅 47.4 万/坪(昨年同期比 +331.6 %)
益田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.4万円/坪(14.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +331.6%( +36.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.8年(昨年 51.0年から -31.9 %減)。平均土地面積は 69.0 坪 (昨年 75.1 坪から -8.2 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 63.5 坪から -47.6 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 51.0 年 → 2025年 34.8 年、-31.9 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 75.0 % → 2025年 75.0 %)
津和野駅 6.4 万/坪(昨年同期比 +17.2 %)
津和野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +17.2%( +0.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 232.9 坪 (昨年 102.1 坪から +128.1 %増)。平均建物面積は 202.7 坪 (昨年 46.5 坪から +335.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.8 分 → 2025年 8.0 分、-25.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示