【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜9月期のJR阪和線 (天王寺駅~東羽衣駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.2万円/坪(20.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -1.0%( -0.7万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 778 件(1年前(2024年)に比べて -27.2%( -290件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 28.6年から +2.0 %増)。平均土地面積は 44.8 坪 (昨年 44.6 坪から +0.6 %増)。平均建物面積は 36.2 坪 (昨年 35.6 坪から +1.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 13 駅に対して、値下がりした駅数は 17 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。我孫子町駅、堺市駅、百舌鳥駅、鳳駅、信太山駅、久米田駅、長滝駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは和泉橋本駅で昨年に比べ +113.8 %、坪単価は 87.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(和泉橋本駅、我孫子町駅)は +87.0 %(坪単価 +44.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(美章園駅、富木駅)は -41.3 %(坪単価 -42.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.1 % → 2025年 2.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 35.7 % → 2025年 36.9 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 % → 2025年 11.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天王寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -11.4%( -19.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2024年)に比べて +120.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和泉鳥取駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -12.4%( -3.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2024年)に比べて -18.8%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
| JR阪和線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 天王寺駅 | 155万/坪 (35.2年/34.7坪) | 175万/坪 (38.7年/16.3坪) | 92.6万/坪 (41.2年/34.3坪) |
| 美章園駅 | 67.1万/坪 (34.4年/15.1坪) | 117万/坪 (26.5年/21.4坪) | 124万/坪 (22.0年/28.2坪) |
| 南田辺駅 | 122万/坪 (23.2年/22.4坪) | 112万/坪 (30.3年/29.4坪) | 133万/坪 (21.6年/36.7坪) |
| 鶴ケ丘駅 | 95.1万/坪 (36.6年/23.8坪) | 145万/坪 (21.1年/41.2坪) | 97.8万/坪 (36.3年/37.6坪) |
| 長居駅 | 84.4万/坪 (31.8年/27.8坪) | 118万/坪 (25.5年/25.7坪) | 104万/坪 (30.0年/34.4坪) |
| 我孫子町駅 | 111万/坪 (26.2年/21.0坪) | 69.6万/坪 (42.5年/53.5坪) | 71.4万/坪 (22.0年/66.4坪) |
| 杉本町駅 | 78.9万/坪 (29.8年/28.1坪) | 85.6万/坪 (32.1年/27.2坪) | 59.9万/坪 (38.2年/22.9坪) |
| 浅香駅 | 70.2万/坪 (33.7年/28.7坪) | 80.7万/坪 (27.5年/46.0坪) | 78.0万/坪 (32.1年/25.5坪) |
| 堺市駅 | 115万/坪 (23.2年/26.5坪) | 73.9万/坪 (36.0年/27.7坪) | 110万/坪 (23.1年/29.9坪) |
| 三国ケ丘駅 | 71.5万/坪 (34.6年/28.2坪) | 88.5万/坪 (32.6年/33.0坪) | 101万/坪 (30.8年/40.8坪) |
| 百舌鳥駅 | 121万/坪 (18.7年/40.4坪) | 89.1万/坪 (26.6年/32.8坪) | 109万/坪 (17.6年/40.6坪) |
| 上野芝駅 | 84.5万/坪 (24.7年/35.5坪) | 74.9万/坪 (31.5年/36.8坪) | 74.6万/坪 (29.2年/36.8坪) |
| 津久野駅 | 63.2万/坪 (28.0年/35.6坪) | 62.8万/坪 (31.5年/37.8坪) | 75.9万/坪 (26.8年/36.8坪) |
| 鳳駅 | 79.5万/坪 (28.6年/39.9坪) | 64.2万/坪 (30.6年/36.7坪) | 75.1万/坪 (25.5年/34.3坪) |
| 富木駅 | 51.7万/坪 (37.0年/34.7坪) | 85.9万/坪 (23.6年/37.4坪) | 88.2万/坪 (23.3年/45.7坪) |
| 北信太駅 | 46.6万/坪 (37.9年/45.3坪) | 67.2万/坪 (21.7年/41.4坪) | 57.5万/坪 (28.3年/29.6坪) |
| 信太山駅 | 72.5万/坪 (21.7年/42.7坪) | 49.4万/坪 (31.0年/51.1坪) | 61.7万/坪 (24.1年/47.5坪) |
| 和泉府中駅 | 60.4万/坪 (27.1年/49.3坪) | 76.2万/坪 (19.1年/38.4坪) | 63.5万/坪 (26.9年/45.6坪) |
| 久米田駅 | 52.2万/坪 (28.7年/48.6坪) | 40.9万/坪 (34.6年/45.6坪) | 47.1万/坪 (30.3年/46.1坪) |
| 下松駅 | 67.8万/坪 (29.5年/48.9坪) | 75.0万/坪 (20.7年/51.5坪) | 72.4万/坪 (16.0年/60.0坪) |
| 東岸和田駅 | 65.2万/坪 (25.1年/39.8坪) | 57.7万/坪 (24.2年/51.2坪) | 63.4万/坪 (26.9年/50.7坪) |
| 東貝塚駅 | 44.5万/坪 (31.5年/70.7坪) | 55.4万/坪 (24.9年/33.7坪) | 40.3万/坪 (29.4年/33.4坪) |
| 和泉橋本駅 | 87.5万/坪 (20.2年/35.5坪) | 40.9万/坪 (29.1年/40.4坪) | 35.2万/坪 (35.9年/59.2坪) |
| 東佐野駅 | 43.7万/坪 (29.4年/57.5坪) | 38.9万/坪 (35.5年/42.5坪) | 33.8万/坪 (35.1年/85.8坪) |
| 熊取駅 | 42.3万/坪 (32.1年/64.1坪) | 43.4万/坪 (29.3年/58.3坪) | 44.7万/坪 (30.4年/51.6坪) |
| 日根野駅 | 54.4万/坪 (27.5年/75.3坪) | 72.1万/坪 (15.5年/63.4坪) | 72.9万/坪 (16.9年/68.7坪) |
| 長滝駅 | 48.6万/坪 (17.5年/83.8坪) | 35.3万/坪 (27.0年/105坪) | 54.0万/坪 (22.4年/54.8坪) |
| 新家駅 | 32.0万/坪 (36.5年/54.2坪) | 38.9万/坪 (39.4年/49.7坪) | 31.4万/坪 (36.4年/52.0坪) |
| 和泉砂川駅 | 34.2万/坪 (33.3年/45.8坪) | 37.2万/坪 (31.0年/62.3坪) | 32.1万/坪 (33.3年/58.6坪) |
| 和泉鳥取駅 | 26.6万/坪 (38.3年/68.7坪) | 30.4万/坪 (37.4年/64.8坪) | 40.7万/坪 (24.9年/51.0坪) |
| 山中渓駅 | - | 25.6万/坪 (57.7年/186坪) | 8.6万/坪 (0年/183坪) |
| 東羽衣駅 | - | - | 69.4万/坪 (30.6年/15.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
和泉橋本駅 87.5 万/坪(昨年同期比 +113.8 %)
和泉橋本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.5万円/坪(26.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +113.8%( +46.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -9.1%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 20.2年(昨年 29.1年から -30.5 %減)。平均土地面積は 35.5 坪 (昨年 40.4 坪から -12.1 %減)。平均建物面積は 30.7 坪 (昨年 28.7 坪から +6.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.1 年 → 2025年 20.2 年、-30.5 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 11.1 % → 2025年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 8.2 分 → 2025年 11.1 分、+35.4 %と大きく増加)
我孫子町駅 111.4 万/坪(昨年同期比 +60.2 %)
我孫子町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +60.2%( +41.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2024年)に比べて -36.4%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 42.5年から -38.3 %減)。平均土地面積は 21.0 坪 (昨年 53.5 坪から -60.8 %減)。平均建物面積は 28.3 坪 (昨年 72.3 坪から -60.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 42.5 年 → 2025年 26.2 年、-38.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 54.5 % → 2025年 33.3 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 9.1 % → 2025年 14.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.3 分 → 2025年 8.6 分、+62.6 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 54.5 % → 2025年 28.6 %)
美章園駅 67.1 万/坪(昨年同期比 -42.8 %)
美章園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.1万円/坪(20.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -42.8%( -50.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.4年(昨年 26.5年から +30.0 %増)。平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 21.4 坪から -29.2 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 36.3 坪から -14.6 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 26.5 年 → 2025年 34.4 年、+30.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.2 分 → 2025年 7.5 分、+42.9 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 50.0 %)
富木駅 51.7 万/坪(昨年同期比 -39.9 %)
富木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.7万円/坪(15.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -39.9%( -34.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(1年前(2024年)に比べて -32.5%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 23.6年から +56.7 %増)。平均土地面積は 34.7 坪 (昨年 37.4 坪から -7.1 %減)。平均建物面積は 28.9 坪 (昨年 27.6 坪から +4.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.5 % → 2025年 3.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 23.6 年 → 2025年 37.0 年、+56.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.2 % → 2025年 55.6 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 23.1 % → 2025年 29.6 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示