【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の近鉄鳥羽線 (宇治山田駅～鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -63.5％( -18.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.5年(昨年 38.1年から +14.2 ％増)。平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 106.6 坪から -41.8 ％減)。平均建物面積は 26.5 坪 (昨年 55.5 坪から -52.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(宇治山田駅)は -57.7 ％(坪単価 -14.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(五十鈴川駅)は -71.5 ％(坪単価 -26.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 38.1 年 → 2024年 43.5 年、+14.2 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 28.6 分 → 2024年 37.0 分、+29.3 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇治山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -57.7％( -14.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -71.5％( -26.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 近鉄鳥羽線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宇治山田駅 | 10.5万/坪 (26.8年/103坪) | 24.8万/坪 (32.8年/90.8坪) | 44.9万/坪 (18.8年/63.5坪) |
| 五十鈴川駅 | 10.4万/坪 (49.1年/51.8坪) | 36.4万/坪 (40.3年/70.6坪) | 18.4万/坪 (53.3年/71.1坪) |
| 朝熊駅 | - | - | 9.9万/坪 (44.8年/46.9坪) |
| 池の浦駅 | - | 15.9万/坪 (49.8年/299坪) | 12.0万/坪 (54.8年/66.6坪) |
| 鳥羽駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇治山田駅 10.5 万/坪(昨年同期比 -57.7 ％)
宇治山田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -57.7％( -14.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.8年(昨年 32.8年から -18.3 ％減)。平均土地面積は 102.9 坪 (昨年 90.8 坪から +13.3 ％増)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 80.7 坪から -68.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 32.8 年 → 2024年 26.8 年、-18.3 ％と減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 51.7 分 → 2024年 120.0 分、+132.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 ％ → 2024年 100.0 ％)
五十鈴川駅 10.4 万/坪(昨年同期比 -71.5 ％)
五十鈴川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -71.5％( -26.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.1年(昨年 40.3年から +21.9 ％増)。平均土地面積は 51.8 坪 (昨年 70.6 坪から -26.6 ％減)。平均建物面積は 26.7 坪 (昨年 35.3 坪から -24.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 19.0 分 → 2024年 16.2 分、-14.5 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 40.3 年 → 2024年 49.1 年、+21.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示