この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の名古屋ガイドウェイバス (大曽根駅~小幡緑地駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +77.7%( +57.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 17.3年(昨年 29.7年から -41.9 %減)。平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 46.2 坪から +11.2 %増)。平均建物面積は 73.9 坪 (昨年 33.5 坪から +120.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。大曽根駅、金屋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは金屋駅で昨年に比べ +92.9 %、坪単価は 94.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(金屋駅)は +92.9 %(坪単価 +45.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大曽根駅)は +27.0 %(坪単価 +27.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.7 年 → 2025年 17.3 年、-41.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 12.3 分 → 2025年 8.2 分、-32.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 71.4 % → 2025年 37.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大曽根駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +27.0%( +27.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.0万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +92.9%( +45.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
名古屋ガイドウェイバス | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大曽根駅 | 131万/坪 (15.0年/36.3坪) | 103万/坪 (40.0年/31.8坪) | 120万/坪 (10.8年/45.9坪) |
ナゴヤドーム前矢田駅 | 188万/坪 (5.5年/65.8坪) | - | 165万/坪 (1.0年/87.7坪) |
砂田橋駅 | 139万/坪 (29.0年/71.1坪) | - | 132万/坪 (8.0年/25.7坪) |
守山駅 | - | 83.2万/坪 (34.0年/57.5坪) | - |
金屋駅 | 94.0万/坪 (32.0年/31.8坪) | 48.7万/坪 (31.0年/31.8坪) | - |
川宮駅 | 130万/坪 (2.0年/42.4坪) | - | - |
川村駅 | 47.5万/坪 (34.0年/62.0坪) | - | 63.5万/坪 (16.0年/34.8坪) |
白沢渓谷駅 | - | 62.8万/坪 (9.0年/45.4坪) | 125万/坪 (9.0年/27.2坪) |
小幡緑地駅 | - | 57.8万/坪 (27.0年/62.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
金屋駅 94.0 万/坪(昨年同期比 +92.9 %)
金屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.0万円/坪(28.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +92.9%( +45.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.0年(昨年 31.0年から +3.2 %増)。平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 31.8 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 28.7 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
大曽根駅 130.9 万/坪(昨年同期比 +27.0 %)
大曽根駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 131万円/坪(39.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +27.0%( +27.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 15.0年(昨年 40.0年から -62.5 %減)。平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 31.8 坪から +14.3 %増)。平均建物面積は 43.1 坪 (昨年 31.0 坪から +39.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 40.0 年 → 2025年 15.0 年、-62.5 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.5 分 → 2025年 11.0 分、+100.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示