北陸新幹線 沿線の中古一戸建て相場トレンド

2024年1月〜3月期の北陸新幹線 (新高岡駅～黒部宇奈月温泉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.6万円/坪(19.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +43.2％( +19.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて +36.4％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.7年(昨年 22.9年から -14.1 ％減)。平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 59.1 坪から +32.0 ％増)。平均建物面積は 63.8 坪 (昨年 64.3 坪から -0.7 ％減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。富山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは富山駅で昨年に比べ +39.9 ％、坪単価は 63.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(富山駅)は +39.9 ％(坪単価 +18.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(富山駅)は +39.9 ％(坪単価 +18.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

• 平均築年数が減少(2023年 22.9 年 → 2024年 19.7 年、-14.1 ％と減少)
• 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 ％ → 2024年 40.0 ％)
• 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 ％ → 2024年 13.3 ％)

価格下落要因

• 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.7 分 → 2024年 25.5 分、+29.4 ％と大きく増加)
• 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 40.0 ％)