【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR上越線 (越後中里駅～ガーラ湯沢駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +60.4％( +13.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -86.1％( -31件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.1年(昨年 37.1年から -16.3 ％減)。平均土地面積は 79.9 坪 (昨年 126.5 坪から -36.9 ％減)。平均建物面積は 67.2 坪 (昨年 77.3 坪から -13.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(宮内駅)は +1190.9 ％(坪単価 +115.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小千谷駅)は -68.6 ％(坪単価 -23.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 37.1 年 → 2025年 31.1 年、-16.3 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 29.8 分 → 2025年 21.2 分、-28.9 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.4 ％ → 2025年 20.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.9 ％ → 2025年 40.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宮内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +1190.9％( +115.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小千谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -68.6％( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR上越線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 越後中里駅 | - | - | - |
| 岩原スキー場前駅 | - | - | - |
| 越後湯沢駅 | - | 14.3万/坪 (38.8年/175坪) | - |
| 石打駅 | - | 7.0万/坪 (41.8年/172坪) | 1.7万/坪 (44.5年/164坪) |
| 大沢駅 | 15.4万/坪 (26.3年/99.8坪) | 3.3万/坪 (35.3年/157坪) | - |
| 塩沢駅 | - | 2.0万/坪 (62.3年/72.6坪) | 37.5万/坪 (24.3年/69.6坪) |
| 六日町駅 | - | 37.8万/坪 (33.9年/213坪) | - |
| 五日町駅 | - | 0.03万/坪 (55.3年/36.3坪) | 3.7万/坪 (34.3年/163坪) |
| 浦佐駅 | 14.7万/坪 (51.3年/63.5坪) | 30.4万/坪 (38.8年/234坪) | 29.8万/坪 (12.3年/63.5坪) |
| 八色駅 | - | 5.3万/坪 (40.3年/33.3坪) | - |
| 小出駅 | - | 23.2万/坪 (29.3年/81.7坪) | 5.6万/坪 (39.3年/200坪) |
| 越後堀之内駅 | - | 11.8万/坪 (34.3年/78.7坪) | - |
| 北堀之内駅 | - | - | - |
| 越後川口駅 | - | - | - |
| 小千谷駅 | 10.6万/坪 (37.8年/87.7坪) | 33.7万/坪 (33.0年/95.4坪) | 12.2万/坪 (32.8年/48.4坪) |
| 越後滝谷駅 | - | - | 7.7万/坪 (48.3年/60.5坪) |
| 宮内駅 | 126万/坪 (2.3年/60.5坪) | 9.7万/坪 (0年/55.2坪) | 49.0万/坪 (22.1年/113坪) |
| ガーラ湯沢駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宮内駅 125.6 万/坪(昨年同期比 +1190.9 ％)
宮内駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +1190.9％( +115.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 55.2 坪から +9.6 ％増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 40.8 坪から -25.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.0 分 → 2025年 25.0 分、+127.3 ％と大きく増加)
小千谷駅 10.6 万/坪(昨年同期比 -68.6 ％)
小千谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.6万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -68.6％( -23.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.8年(昨年 33.0年から +14.4 ％増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 95.4 坪から -8.1 ％減)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 73.2 坪から +24.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 33.0 年 → 2025年 37.8 年、+14.4 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示