
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期の箱根登山鉄道鋼索線 (強羅駅~早雲山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.8万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +6.0%( +2.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.4年(昨年 47.5年から +6.0 %増)。平均土地面積は 164.1 坪 (昨年 91.9 坪から +78.6 %増)。平均建物面積は 125.5 坪 (昨年 35.2 坪から +257.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。強羅駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは強羅駅で昨年に比べ +13.0 %、坪単価は 43.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(強羅駅)は +13.0 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(強羅駅)は +13.0 %(坪単価 +5.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 36.0 分 → 2024年 63.3 分、+75.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 75.0 % → 2024年 83.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった強羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.8万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +13.0%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった強羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.8万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +13.0%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
箱根登山鉄道鋼索線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
強羅駅 | 43.8万/坪 (50.4年/164坪) | 38.8万/坪 (47.5年/88.2坪) | 61.4万/坪 (34.8年/254坪) |
中強羅駅 | - | - | 49.6万/坪 (36.5年/166坪) |
早雲山駅 | - | 49.1万/坪 (47.5年/103坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
強羅駅 43.8 万/坪(昨年同期比 +13.0 %)
強羅駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.8万円/坪(13.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +13.0%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.4年(昨年 47.5年から +6.0 %増)。平均土地面積は 164.1 坪 (昨年 88.2 坪から +86.0 %増)。平均建物面積は 125.5 坪 (昨年 31.3 坪から +301.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 28.0 分 → 2024年 63.3 分、+126.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 83.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示