【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期のJR鶴見線 (鶴見駅～扇町駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -12.0％( -20.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 133 件(１年前(2024年)に比べて -7.0％( -10件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 11.9年(昨年 17.3年から -31.4 ％減)。平均土地面積は 37.9 坪 (昨年 38.0 坪から -0.4 ％減)。平均建物面積は 31.5 坪 (昨年 36.3 坪から -13.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。浅野駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは浅野駅で昨年に比べ +10.7 ％、坪単価は 154 万円/坪となった。
上位 1 駅(浅野駅)は +10.7 ％(坪単価 +14.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(安善駅)は -27.9 ％(坪単価 -33.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 17.3 年 → 2025年 11.9 年、-31.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 21.1 分 → 2025年 18.0 分、-14.7 ％と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 29.1 ％ → 2025年 53.1 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 6.6 ％ → 2025年 14.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鶴見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(47.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -11.9％( -20.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 111 件(１年前(2024年)に比べて -14.0％( -18件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安善駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.5万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -27.9％( -33.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR鶴見線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鶴見駅 | 155万/坪 (11.3年/41.6坪) | 176万/坪 (17.5年/39.9坪) | 142万/坪 (19.1年/55.0坪) |
| 国道駅 | - | - | - |
| 鶴見小野駅 | 146万/坪 (20.2年/18.3坪) | 139万/坪 (9.6年/22.7坪) | 127万/坪 (18.2年/30.6坪) |
| 弁天橋駅 | 152万/坪 (1.0年/15.1坪) | - | 140万/坪 (4.8年/15.1坪) |
| 浅野駅 | 154万/坪 (12.3年/22.7坪) | 139万/坪 (12.5年/25.2坪) | - |
| 安善駅 | 86.5万/坪 (16.8年/20.2坪) | 120万/坪 (13.0年/18.2坪) | 103万/坪 (28.8年/21.2坪) |
| 武蔵白石駅 | 121万/坪 (18.8年/25.7坪) | - | 157万/坪 (4.8年/30.3坪) |
| 大川駅 | - | - | - |
| 浜川崎駅 | 141万/坪 (5.1年/16.6坪) | 136万/坪 (21.6年/18.2坪) | 137万/坪 (8.1年/17.4坪) |
| 昭和駅 | - | - | - |
| 扇町駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
浅野駅 154.3 万/坪(昨年同期比 +10.7 ％)
浅野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +10.7％( +14.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 12.3年(昨年 12.5年から -2.0 ％減)。平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 25.2 坪から -10.0 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 27.2 坪から +0.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.7 分 → 2025年 15.0 分、+28.6 ％と大きく増加)
安善駅 86.5 万/坪(昨年同期比 -27.9 ％)
安善駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.5万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -27.9％( -33.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.8年(昨年 13.0年から +28.8 ％増)。平均土地面積は 20.2 坪 (昨年 18.2 坪から +11.1 ％増)。平均建物面積は 32.8 坪 (昨年 29.5 坪から +11.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.0 分 → 2025年 4.3 分、-56.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 13.0 年 → 2025年 16.8 年、+28.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示