【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR中央本線 (相模湖駅～藤野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -21.6％( -7.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -70.0％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.6年(昨年 38.7年から -5.3 ％減)。平均土地面積は 53.2 坪 (昨年 93.2 坪から -43.0 ％減)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 50.5 坪から -38.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。相模湖駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは藤野駅で昨年に比べ -34.5 ％、坪単価は 20.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(相模湖駅)は -0.5 ％(坪単価 -0.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤野駅)は -34.5 ％(坪単価 -10.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 48.4 分 → 2025年 21.0 分、-56.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 63.2 ％ → 2025年 60.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.6 ％ → 2025年 40.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -0.5％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -76.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -34.5％( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR中央本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 相模湖駅 | 33.2万/坪 (34.5年/47.4坪) | 33.4万/坪 (37.6年/108坪) | 42.8万/坪 (28.2年/68.0坪) |
| 藤野駅 | 20.2万/坪 (38.0年/59.0坪) | 30.9万/坪 (40.5年/66.6坪) | 20.2万/坪 (35.7年/54.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
相模湖駅 33.2 万/坪(昨年同期比 -0.5 ％)
相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -0.5％( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -76.9％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 37.6年から -8.1 ％減)。平均土地面積は 47.4 坪 (昨年 107.6 坪から -56.0 ％減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 66.4 坪から -59.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 58.0 分 → 2025年 15.5 分、-73.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 ％ → 2025年 50.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
藤野駅 20.2 万/坪(昨年同期比 -34.5 ％)
藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -34.5％( -10.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -57.1％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.0年(昨年 40.5年から -6.2 ％減)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 66.6 坪から -11.4 ％減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 25.5 坪から +30.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 30.6 分 → 2025年 24.7 分、-19.3 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 57.1 ％ → 2025年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示