【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の東京りんかい線 (新木場駅～大崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 313万円/坪(94.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +5.9％( +17.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -25.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 13.8年から +39.1 ％増)。平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 23.3 坪から +10.3 ％増)。平均建物面積は 25.0 坪 (昨年 31.9 坪から -21.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大井町駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大井町駅で昨年に比べ +8.6 ％、坪単価は 311 万円/坪となった。
上位 1 駅(大井町駅)は +8.6 ％(坪単価 +24.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大崎駅)は -1.3 ％(坪単価 -4.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 13.8 年 → 2025年 19.1 年、+39.1 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 317万円/坪(95.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -1.3％( -4.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 311万円/坪(94.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +8.6％( +24.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京りんかい線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新木場駅 | - | - | - |
| 東雲駅 | - | - | - |
| 東京テレポート駅 | - | - | - |
| 天王洲アイル駅 | - | - | - |
| 品川シーサイド駅 | - | - | - |
| 大井町駅 | 311万/坪 (31.0年/28.2坪) | 286万/坪 (14.5年/22.4坪) | 276万/坪 (27.8年/32.6坪) |
| 大崎駅 | 317万/坪 (-0.67年/20.7坪) | 321万/坪 (11.7年/26.2坪) | 260万/坪 (20.8年/20.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大井町駅 310.9 万/坪(昨年同期比 +8.6 ％)
大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 311万円/坪(94.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +8.6％( +24.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 14.5年から +114.6 ％増)。平均土地面積は 28.2 坪 (昨年 22.4 坪から +26.3 ％増)。平均建物面積は 21.5 坪 (昨年 28.5 坪から -24.8 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 ％ → 2025年 20.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 14.5 年 → 2025年 31.0 年、+114.6 ％と大きく増加)
大崎駅 317.2 万/坪(昨年同期比 -1.3 ％)
大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 317万円/坪(95.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -1.3％( -4.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は -0.7年(昨年 11.7年から -105.7 ％減)。平均土地面積は 20.7 坪 (昨年 26.2 坪から -21.2 ％減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 40.8 坪から -24.7 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 11.7 年 → 2025年 -0.7 年、-105.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 66.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 10.3 分 → 2025年 11.7 分、+12.9 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示