【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の西武秩父線 (吾野駅~西武秩父駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -64.7%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -76.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.6年(昨年 38.8年から -2.9 %減)。平均土地面積は 123.0 坪 (昨年 112.6 坪から +9.2 %増)。平均建物面積は 80.2 坪 (昨年 33.7 坪から +137.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(吾野駅)は -73.4 %(坪単価 -7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(横瀬駅)は -74.1 %(坪単価 -69.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 17.0 分 → 2025年 30.0 分、+76.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -74.1%( -69.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -73.4%( -7.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武秩父線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吾野駅 | 2.5万/坪 (58.3年/191坪) | 9.5万/坪 (28.3年/96.3坪) | - |
| 西吾野駅 | - | 0.00万/坪 (33.8年/48.4坪) | 97.4万/坪 (7.8年/109坪) |
| 正丸駅 | - | 7.0万/坪 (32.3年/63.5坪) | - |
| 芦ケ久保駅 | - | - | - |
| 横瀬駅 | 24.2万/坪 (27.3年/89.2坪) | 93.5万/坪 (40.9年/154坪) | 33.2万/坪 (24.2年/86.6坪) |
| 西武秩父駅 | - | 15.0万/坪 (48.0年/68.8坪) | 78.0万/坪 (24.3年/135坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
吾野駅 2.5 万/坪(昨年同期比 -73.4 %)
吾野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.5万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -73.4%( -7.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 58.3年(昨年 28.3年から +106.2 %増)。平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 96.3 坪から +97.9 %増)。平均建物面積は 90.8 坪 (昨年 63.0 坪から +44.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 28.3 年 → 2025年 58.3 年、+106.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.7 分 → 2025年 30.0 分、+157.1 %と大きく増加)
横瀬駅 24.2 万/坪(昨年同期比 -74.1 %)
横瀬駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -74.1%( -69.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.3年(昨年 40.9年から -33.3 %減)。平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 154.3 坪から -42.2 %減)。平均建物面積は 74.9 坪 (昨年 20.9 坪から +257.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 40.9 年 → 2025年 27.3 年、-33.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.5 分 → 2025年 30.0 分、+39.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示