この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期の山形鉄道フラワー長井線 (赤湯駅~荒砥駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.9万円/坪(7.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +53.3%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -28.6%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.4年(昨年 36.0年から -21.1 %減)。平均土地面積は 140.5 坪 (昨年 152.9 坪から -8.1 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 74.4 坪から -47.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。赤湯駅、あやめ公園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは赤湯駅で昨年に比べ +82.9 %、坪単価は 50.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤湯駅)は +82.9 %(坪単価 +22.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南長井駅)は -54.8 %(坪単価 -0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 36.0 年 → 2025年 28.4 年、-21.1 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 46.2 % → 2025年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 13.4 分 → 2025年 21.7 分、+61.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 38.5 % → 2025年 66.7 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 21.4 % → 2025年 10.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤湯駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +82.9%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南長井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.17万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -54.8%( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 山形鉄道フラワー長井線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 赤湯駅 | 50.1万/坪 (20.3年/61.3坪) | 27.4万/坪 (29.3年/96.2坪) | 31.3万/坪 (31.9年/78.7坪) |
| 南陽市役所駅 | - | 6.6万/坪 (34.3年/224坪) | 62.8万/坪 (5.3年/66.6坪) |
| 宮内駅 | - | 17.6万/坪 (46.3年/118坪) | 4.4万/坪 (49.3年/98.8坪) |
| おりはた駅 | - | 3.4万/坪 (0年/303坪) | - |
| 梨郷駅 | - | - | - |
| 西大塚駅 | - | - | - |
| 今泉駅 | - | - | - |
| 時庭駅 | - | 12.8万/坪 (28.8年/239坪) | - |
| 南長井駅 | 0.6万/坪 (0年/33.3坪) | 1.3万/坪 (60.3年/245坪) | - |
| 長井駅 | 46.7万/坪 (22.3年/245坪) | - | 91.8万/坪 (0.25年/65.0坪) |
| あやめ公園駅 | 16.7万/坪 (35.9年/67.6坪) | 12.1万/坪 (50.3年/159坪) | 105万/坪 (-0.75年/90.8坪) |
| 羽前成田駅 | 1.6万/坪 (0年/333坪) | - | 12.7万/坪 (39.3年/87.7坪) |
| 白兎駅 | - | - | - |
| 蚕桑駅 | - | - | - |
| 鮎貝駅 | - | - | - |
| 四季の郷駅 | - | 11.7万/坪 (23.3年/60.5坪) | - |
| 荒砥駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤湯駅 50.1 万/坪(昨年同期比 +82.9 %)
赤湯駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +82.9%( +22.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 29.3年から -30.8 %減)。平均土地面積は 61.3 坪 (昨年 96.2 坪から -36.3 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 53.5 坪から -52.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.3 年 → 2025年 20.3 年、-30.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 % → 2025年 50.0 %)
南長井駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -54.8 %)
南長井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.17万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -54.8%( -0.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 245.0 坪から -86.4 %減)。平均建物面積は 52.9 坪 (昨年 199.7 坪から -73.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.0 分 → 2025年 10.0 分、+100.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示