【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR津軽線 (青森駅～三厩駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -16.2％( -6.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 37 件(１年前(2024年)に比べて -79.9％( -147件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 31.8年から +16.0 ％増)。平均土地面積は 120.4 坪 (昨年 89.8 坪から +34.1 ％増)。平均建物面積は 65.2 坪 (昨年 55.6 坪から +17.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。青森駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは蟹田駅で昨年に比べ -75.1 ％、坪単価は 1.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(青森駅)は -15.2 ％(坪単価 -6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(蟹田駅)は -75.1 ％(坪単価 -3.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 31.8 年 → 2025年 36.9 年、+16.0 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 30.7 ％ → 2025年 47.2 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 43.6 ％ → 2025年 47.2 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.9万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -15.2％( -6.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 35 件(１年前(2024年)に比べて -79.5％( -136件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった蟹田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -75.1％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR津軽線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 青森駅 | 33.9万/坪 (36.8年/109坪) | 40.0万/坪 (30.8年/85.2坪) | 40.7万/坪 (30.0年/80.2坪) |
| 油川駅 | - | 24.9万/坪 (42.5年/149坪) | 20.2万/坪 (37.1年/114坪) |
| 津軽宮田駅 | - | - | - |
| 奥内駅 | - | - | - |
| 左堰駅 | - | - | |
| 後潟駅 | - | - | - |
| 中沢駅 | - | - | - |
| 蓬田駅 | - | 1.4万/坪 (61.8年/363坪) | - |
| 郷沢駅 | - | - | - |
| 蟹田駅 | 1.2万/坪 (46.0年/57.5坪) | 4.7万/坪 (48.3年/171坪) | - |
| 中小国駅 | 0.8万/坪 (28.0年/575坪) | - | - |
| 大平駅 | - | - | - |
| 津軽二股駅 | - | - | - |
| 大川平駅 | - | - | - |
| 今別駅 | - | 1.6万/坪 (49.8年/49.9坪) | - |
| 津軽浜名駅 | - | - | - |
| 三厩駅 | - | 0.9万/坪 (44.8年/69.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
青森駅 33.9 万/坪(昨年同期比 -15.2 ％)
青森駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.9万円/坪(10.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -15.2％( -6.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 35 件(１年前(2024年)に比べて -79.5％( -136件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.8年(昨年 30.8年から +19.8 ％増)。平均土地面積は 109.2 坪 (昨年 85.2 坪から +28.2 ％増)。平均建物面積は 65.8 坪 (昨年 54.2 坪から +21.3 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 30.8 年 → 2025年 36.8 年、+19.8 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.7 ％ → 2025年 47.1 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 40.7 ％ → 2025年 47.1 ％)
蟹田駅 1.2 万/坪(昨年同期比 -75.1 ％)
蟹田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -75.1％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.0年(昨年 48.3年から -4.7 ％減)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 170.9 坪から -66.4 ％減)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 53.7 坪から -4.2 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 13.5 分 → 2025年 15.0 分、+11.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示