
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR中央本線支線 (岡谷駅~塩尻駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.8万円/坪(8.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -54.4%( -32.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2024年)に比べて -84.8%( -56件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 43.9年(昨年 27.3年から +60.6 %増)。平均土地面積は 82.0 坪 (昨年 108.3 坪から -24.3 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 54.2 坪から -21.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(塩尻駅)は -49.8 %(坪単価 -38.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(辰野駅)は -55.4 %(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 24.5 分 → 2025年 18.8 分、-23.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.0 % → 2025年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 27.3 年 → 2025年 43.9 年、+60.6 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 31.7 % → 2025年 87.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった塩尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.3万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -49.8%( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -81.2%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった辰野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -55.4%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR中央本線支線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
岡谷駅 | 22.0万/坪 (46.0年/59.0坪) | 47.8万/坪 (26.1年/109坪) | 33.6万/坪 (36.4年/118坪) |
川岸駅 | - | 53.9万/坪 (47.0年/38.6坪) | 26.8万/坪 (52.8年/56.0坪) |
辰野駅 | 5.5万/坪 (54.0年/71.6坪) | 12.3万/坪 (45.3年/161坪) | 13.2万/坪 (49.5年/126坪) |
信濃川島駅 | - | - | - |
小野駅 | - | - | 3.7万/坪 (48.4年/103坪) |
塩尻駅 | 38.3万/坪 (41.9年/91.0坪) | 76.3万/坪 (23.6年/102坪) | 68.4万/坪 (23.8年/88.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
塩尻駅 38.3 万/坪(昨年同期比 -49.8 %)
塩尻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.3万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -49.8%( -38.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -81.2%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.9年(昨年 23.6年から +77.2 %増)。平均土地面積は 91.0 坪 (昨年 101.8 坪から -10.6 %減)。平均建物面積は 40.1 坪 (昨年 49.2 坪から -18.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 25.2 分 → 2025年 20.8 分、-17.4 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 23.6 年 → 2025年 41.9 年、+77.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.8 % → 2025年 83.3 %)
辰野駅 5.5 万/坪(昨年同期比 -55.4 %)
辰野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -55.4%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 54.0年(昨年 45.3年から +19.2 %増)。平均土地面積は 71.6 坪 (昨年 160.6 坪から -55.4 %減)。平均建物面積は 47.4 坪 (昨年 47.9 坪から -1.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 15.7 分 → 2025年 14.0 分、-10.6 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 45.3 年 → 2025年 54.0 年、+19.2 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 83.3 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示