
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の横浜みなとみらい線 (横浜駅~元町・中華街駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 200万円/坪(60.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +8.2%( +15.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて +66.7%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 16.1年(昨年 35.2年から -54.2 %減)。平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 66.4 坪から -42.1 %減)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 134.6 坪から -70.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。横浜駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは横浜駅で昨年に比べ +7.1 %、坪単価は 168 万円/坪となった。
上位 1 駅(横浜駅)は +7.1 %(坪単価 +11.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(元町・中華街駅)は -22.0 %(坪単価 -59.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 35.2 年 → 2025年 16.1 年、-54.2 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 % → 2025年 13.3 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 % → 2025年 26.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 11.4 分 → 2025年 15.6 分、+37.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 12.5 % → 2025年 12.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった元町・中華街駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 211万円/坪(63.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -22.0%( -59.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +300.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +7.1%( +11.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
横浜みなとみらい線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
横浜駅 | 168万/坪 (25.9年/31.5坪) | 157万/坪 (37.2年/51.2坪) | 358万/坪 (39.4年/73.6坪) |
新高島駅 | - | - | - |
みなとみらい駅 | - | - | - |
馬車道駅 | - | - | - |
日本大通り駅 | 278万/坪 (32.0年/33.3坪) | - | - |
元町・中華街駅 | 211万/坪 (6.9年/44.2坪) | 270万/坪 (28.5年/112坪) | 141万/坪 (22.5年/71.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横浜駅 168.0 万/坪(昨年同期比 +7.1 %)
横浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +7.1%( +11.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2024年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 25.9年(昨年 37.2年から -30.4 %減)。平均土地面積は 31.5 坪 (昨年 51.2 坪から -38.4 %減)。平均建物面積は 32.1 坪 (昨年 160.3 坪から -80.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 37.2 年 → 2025年 25.9 年、-30.4 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 % → 2025年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.9 分 → 2025年 17.4 分、+60.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 42.9 % → 2025年 50.0 %)
元町・中華街駅 210.8 万/坪(昨年同期比 -22.0 %)
元町・中華街駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 211万円/坪(63.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -22.0%( -59.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて +300.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 6.9年(昨年 28.5年から -75.9 %減)。平均土地面積は 44.2 坪 (昨年 111.9 坪から -60.5 %減)。平均建物面積は 32.7 坪 (昨年 57.5 坪から -43.1 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 28.5 年 → 2025年 6.9 年、-75.9 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 12.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 15.0 分 → 2025年 17.0 分、+13.3 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示