【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR三角線 (宇土駅～三角駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.4万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -33.0％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(１年前(2024年)に比べて -51.9％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 22.5年から +38.6 ％増)。平均土地面積は 164.4 坪 (昨年 116.6 坪から +40.9 ％増)。平均建物面積は 50.8 坪 (昨年 53.1 坪から -4.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(宇土駅)は -29.9 ％(坪単価 -15.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(三角駅)は -32.8 ％(坪単価 -16.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 64.9 分 → 2025年 53.3 分、-17.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 43.5 ％ → 2025年 30.8 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.5 年 → 2025年 31.2 年、+38.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.4 ％ → 2025年 38.5 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.1 ％ → 2025年 7.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -29.9％( -15.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -58.8％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.8万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -32.8％( -16.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR三角線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宇土駅 | 35.5万/坪 (33.3年/181坪) | 50.6万/坪 (17.5年/103坪) | 54.0万/坪 (9.8年/121坪) |
| 緑川駅 | - | - | - |
| 住吉駅 | 4.9万/坪 (41.0年/145坪) | - | 46.7万/坪 (0年/118坪) |
| 肥後長浜駅 | - | - | - |
| 網田駅 | - | - | - |
| 赤瀬駅 | - | - | 6.6万/坪 (41.0年/203坪) |
| 石打ダム駅 | - | - | - |
| 波多浦駅 | 50.6万/坪 (21.0年/130坪) | - | - |
| 三角駅 | 32.8万/坪 (27.5年/149坪) | 48.8万/坪 (31.8年/139坪) | 34.9万/坪 (37.7年/148坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇土駅 35.5 万/坪(昨年同期比 -29.9 ％)
宇土駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -29.9％( -15.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -58.8％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 17.5年から +89.8 ％増)。平均土地面積は 180.6 坪 (昨年 102.6 坪から +76.1 ％増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 58.6 坪から -7.1 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 53.3 ％ → 2025年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 17.5 年 → 2025年 33.3 年、+89.8 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.0 ％ → 2025年 14.3 ％)
三角駅 32.8 万/坪(昨年同期比 -32.8 ％)
三角駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.8万円/坪(9.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -32.8％( -16.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -60.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 31.8年から -13.4 ％減)。平均土地面積は 149.4 坪 (昨年 139.2 坪から +7.3 ％増)。平均建物面積は 53.3 坪 (昨年 44.3 坪から +20.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 31.8 年 → 2025年 27.5 年、-13.4 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 99.9 分 → 2025年 76.8 分、-23.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示