【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の東京りんかい線 (新木場駅～大崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 319万円/坪(96.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +7.9％( +23.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2024年)に比べて +8.3％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 17.3年(昨年 13.8年から +26.1 ％増)。平均土地面積は 32.0 坪 (昨年 23.3 坪から +37.2 ％増)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 31.9 坪から +51.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。大崎駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大崎駅で昨年に比べ +11.0 ％、坪単価は 357 万円/坪となった。
上位 1 駅(大崎駅)は +11.0 ％(坪単価 +35.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大井町駅)は +5.0 ％(坪単価 +14.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.7 ％ → 2025年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 13.8 年 → 2025年 17.3 年、+26.1 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 357万円/坪(108万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +11.0％( +35.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 301万円/坪(90.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +5.0％( +14.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
| 東京りんかい線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新木場駅 | - | - | - |
| 東雲駅 | - | - | - |
| 東京テレポート駅 | - | - | - |
| 天王洲アイル駅 | - | - | - |
| 品川シーサイド駅 | - | - | - |
| 大井町駅 | 301万/坪 (26.3年/32.3坪) | 286万/坪 (14.5年/22.4坪) | 276万/坪 (27.8年/32.6坪) |
| 大崎駅 | 357万/坪 (-0.50年/31.4坪) | 321万/坪 (11.7年/26.2坪) | 260万/坪 (20.8年/20.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大崎駅 356.6 万/坪(昨年同期比 +11.0 ％)
大崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 357万円/坪(108万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +11.0％( +35.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は -0.5年(昨年 11.7年から -104.3 ％減)。平均土地面積は 31.4 坪 (昨年 26.2 坪から +19.7 ％増)。平均建物面積は 64.7 坪 (昨年 40.8 坪から +58.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 11.7 年 → 2025年 -0.5 年、-104.3 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 75.0 ％)
大井町駅 300.6 万/坪(昨年同期比 +5.0 ％)
大井町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 301万円/坪(90.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +5.0％( +14.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.3年(昨年 14.5年から +81.7 ％増)。平均土地面積は 32.3 坪 (昨年 22.4 坪から +44.4 ％増)。平均建物面積は 40.3 坪 (昨年 28.5 坪から +41.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 10.7 分 → 2025年 9.6 分、-10.4 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 ％ → 2025年 12.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 14.5 年 → 2025年 26.3 年、+81.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示