
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR弥彦線 (弥彦駅~東三条駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -17.7%( -5.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2024年)に比べて -92.0%( -92件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.7年(昨年 32.4年から -2.0 %減)。平均土地面積は 88.9 坪 (昨年 107.9 坪から -17.6 %減)。平均建物面積は 64.8 坪 (昨年 58.2 坪から +11.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(西燕駅)は +442.7 %(坪単価 +6.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(矢作駅)は -92.4 %(坪単価 -24.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 22.8 分 → 2025年 13.9 分、-39.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.0 % → 2025年 37.5 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.3 % → 2025年 14.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 29.3 % → 2025年 42.9 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった燕三条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +407.0%( +106.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった矢作駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -92.4%( -24.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR弥彦線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
弥彦駅 | - | 14.8万/坪 (29.4年/89.2坪) | 10.1万/坪 (53.4年/68.1坪) |
矢作駅 | 2.0万/坪 (35.0年/59.0坪) | 26.2万/坪 (20.0年/62.5坪) | 7.1万/坪 (35.2年/149坪) |
吉田駅 | - | 35.4万/坪 (25.9年/68.8坪) | 39.5万/坪 (26.0年/82.0坪) |
西燕駅 | 8.3万/坪 (0年/69.6坪) | 1.5万/坪 (41.8年/47.6坪) | 29.2万/坪 (49.5年/64.3坪) |
燕駅 | 2.2万/坪 (37.5年/163坪) | 26.7万/坪 (32.2年/135坪) | 22.4万/坪 (37.3年/82.8坪) |
燕三条駅 | 132万/坪 (1.0年/49.9坪) | 26.1万/坪 (38.9年/161坪) | 98.4万/坪 (16.0年/58.6坪) |
北三条駅 | - | 44.1万/坪 (30.5年/96.6坪) | 19.9万/坪 (32.9年/85.4坪) |
東三条駅 | 15.6万/坪 (37.0年/68.6坪) | 22.6万/坪 (37.5年/94.1坪) | 25.0万/坪 (33.5年/109坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西燕駅 8.3 万/坪(昨年同期比 +442.7 %)
西燕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.3万円/坪(2.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +442.7%( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 47.6 坪から +46.0 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 24.2 坪から +43.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.0 分 → 2025年 3.0 分、-70.0 %と大きく減少)
矢作駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -92.4 %)
矢作駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -92.4%( -24.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 35.0年(昨年 20.0年から +75.0 %増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 62.5 坪から -5.6 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 32.3 坪から -6.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.3 分 → 2025年 5.0 分、-71.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 20.0 年 → 2025年 35.0 年、+75.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示