
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の北陸新幹線 (糸魚川駅~上越妙高駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.6万円/坪(12.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +44.3%( +13.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2024年)に比べて -90.9%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 40.7年から -4.1 %減)。平均土地面積は 245.0 坪 (昨年 100.8 坪から +143.0 %増)。平均建物面積は 55.2 坪 (昨年 80.6 坪から -31.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(糸魚川駅)は +194.9 %(坪単価 +41.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上越妙高駅)は -72.1 %(坪単価 -60.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +194.9%( +41.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -94.7%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上越妙高駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -72.1%( -60.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
北陸新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
糸魚川駅 | 62.0万/坪 (25.0年/393坪) | 21.0万/坪 (42.7年/97.6坪) | 18.4万/坪 (40.7年/71.8坪) |
上越妙高駅 | 23.3万/坪 (53.0年/96.8坪) | 83.5万/坪 (22.6年/120坪) | 37.2万/坪 (28.4年/171坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
糸魚川駅 62.0 万/坪(昨年同期比 +194.9 %)
糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +194.9%( +41.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -94.7%( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 42.7年から -41.4 %減)。平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 97.6 坪から +302.8 %増)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 86.7 坪から -16.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 42.7 年 → 2025年 25.0 年、-41.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.3 分 → 2025年 18.0 分、+93.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 27.8 % → 2025年 100.0 %)
上越妙高駅 23.3 万/坪(昨年同期比 -72.1 %)
上越妙高駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -72.1%( -60.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 53.0年(昨年 22.6年から +134.2 %増)。平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 120.0 坪から -19.3 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 42.4 坪から -10.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 34.0 分 → 2025年 6.0 分、-82.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 22.6 年 → 2025年 53.0 年、+134.2 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示