
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期の北陸新幹線 (糸魚川駅~上越妙高駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.4万円/坪(10.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +41.3%( +10.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.8年(昨年 36.8年から +13.6 %増)。平均土地面積は 105.0 坪 (昨年 101.6 坪から +3.4 %増)。平均建物面積は 99.4 坪 (昨年 65.6 坪から +51.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。糸魚川駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上越妙高駅で昨年に比べ +344.0 %、坪単価は 165 万円/坪となった。
上位 1 駅(上越妙高駅)は +344.0 %(坪単価 +128.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(糸魚川駅)は +16.3 %(坪単価 +3.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.6 分 → 2024年 7.2 分、-56.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.5 % → 2024年 27.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 36.8 年 → 2024年 41.8 年、+13.6 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 45.5 % → 2024年 66.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上越妙高駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +344.0%( +128.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.4万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.3%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
北陸新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
糸魚川駅 | 21.4万/坪 (41.8年/109坪) | 18.4万/坪 (40.7年/71.8坪) | 18.7万/坪 (44.0年/111坪) |
上越妙高駅 | 165万/坪 (0年/72.6坪) | 37.2万/坪 (28.4年/171坪) | 29.8万/坪 (30.8年/243坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上越妙高駅 165.3 万/坪(昨年同期比 +344.0 %)
上越妙高駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +344.0%( +128.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 170.9 坪から -57.5 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 89.5 坪から -76.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.0 分 → 2024年 6.0 分、-76.0 %と大きく減少)
糸魚川駅 21.4 万/坪(昨年同期比 +16.3 %)
糸魚川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.4万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.3%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.8年(昨年 40.7年から +2.7 %増)。平均土地面積は 108.6 坪 (昨年 71.8 坪から +51.1 %増)。平均建物面積は 107.2 坪 (昨年 54.5 坪から +96.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.7 分 → 2024年 7.3 分、-42.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 6.7 % → 2024年 30.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 46.7 % → 2024年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示