
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年10月〜12月期の上越新幹線 (越後湯沢駅~新潟駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.1万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +6.1%( +3.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 46 件(1年前(2023年)に比べて -56.6%( -60件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.6年(昨年 31.1年から +1.6 %増)。平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 77.3 坪から -17.9 %減)。平均建物面積は 52.5 坪 (昨年 62.3 坪から -15.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新潟駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新潟駅で昨年に比べ +6.4 %、坪単価は 68.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(新潟駅)は +6.4 %(坪単価 +4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(燕三条駅)は -86.9 %(坪単価 -111.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.1 % → 2024年 7.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.8 % → 2024年 15.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 31.9 % → 2024年 34.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.1万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +6.4%( +4.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -47.6%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった燕三条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -86.9%( -111.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
上越新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
越後湯沢駅 | - | 19.0万/坪 (43.8年/79.7坪) | 6.3万/坪 (29.8年/106坪) |
浦佐駅 | - | 2.2万/坪 (31.8年/182坪) | - |
長岡駅 | 40.6万/坪 (32.7年/80.6坪) | 44.7万/坪 (33.7年/61.4坪) | 49.5万/坪 (25.9年/96.9坪) |
燕三条駅 | 16.8万/坪 (50.8年/130坪) | 129万/坪 (3.8年/46.9坪) | 66.0万/坪 (17.8年/175坪) |
新潟駅 | 68.1万/坪 (29.7年/54.1坪) | 64.0万/坪 (29.0年/85.5坪) | 55.1万/坪 (28.6年/65.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新潟駅 68.1 万/坪(昨年同期比 +6.4 %)
新潟駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.1万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +6.4%( +4.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて -47.6%( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.7年(昨年 29.0年から +2.1 %増)。平均土地面積は 54.1 坪 (昨年 85.5 坪から -36.7 %減)。平均建物面積は 42.8 坪 (昨年 70.3 坪から -39.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 43.1 % → 2024年 30.8 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.8 % → 2024年 15.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 27.5 % → 2024年 30.8 %)
燕三条駅 16.8 万/坪(昨年同期比 -86.9 %)
燕三条駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -86.9%( -111.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 50.8年(昨年 3.8年から +1253.1 %増)。平均土地面積は 130.1 坪 (昨年 46.9 坪から +177.4 %増)。平均建物面積は 77.1 坪 (昨年 28.7 坪から +168.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 3.8 年 → 2024年 50.8 年、+1253.1 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.0 分 → 2024年 25.5 分、+34.2 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示