【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期の名鉄蒲郡線 (吉良吉田駅～蒲郡駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.9万円/坪(12.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -33.1％( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2024年)に比べて -72.8％( -59件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.7年(昨年 16.1年から +116.1 ％増)。平均土地面積は 82.9 坪 (昨年 78.3 坪から +5.9 ％増)。平均建物面積は 43.7 坪 (昨年 41.8 坪から +4.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。全ての駅において下落した。蒲郡駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは西幡豆駅で昨年に比べ -75.6 ％、坪単価は 15.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(蒲郡駅、形原駅)は -18.6 ％(坪単価 -12.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西幡豆駅、西浦駅)は -61.8 ％(坪単価 -41.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 10.4 ％ → 2025年 13.6 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 3.0 ％ → 2025年 4.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.1 年 → 2025年 34.7 年、+116.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 19.2 ％ → 2025年 45.0 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.8 ％ → 2025年 30.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった形原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -22.9％( -16.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -78.6％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西幡豆駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -75.6％( -47.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄蒲郡線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 吉良吉田駅 | 38.5万/坪 (36.0年/99.8坪) | 59.2万/坪 (7.3年/84.5坪) | 63.2万/坪 (6.8年/71.6坪) |
| 三河鳥羽駅 | - | 14.4万/坪 (47.0年/28.7坪) | 3.9万/坪 (0年/31.8坪) |
| 西幡豆駅 | 15.3万/坪 (32.0年/53.7坪) | 62.8万/坪 (0.5年/62.0坪) | 44.8万/坪 (19.2年/72.6坪) |
| 東幡豆駅 | - | 69.4万/坪 (21.3年/79.4坪) | 23.5万/坪 (41.2年/54.1坪) |
| こどもの国駅 | - | - | - |
| 西浦駅 | 39.3万/坪 (31.0年/32.5坪) | 75.6万/坪 (15.2年/117坪) | 68.2万/坪 (26.8年/165坪) |
| 形原駅 | 56.9万/坪 (29.4年/71.6坪) | 73.9万/坪 (15.9年/72.1坪) | 51.0万/坪 (26.7年/67.4坪) |
| 三河鹿島駅 | 33.1万/坪 (39.7年/134坪) | 56.8万/坪 (16.4年/68.1坪) | 49.1万/坪 (20.4年/81.0坪) |
| 蒲郡競艇場前駅 | - | - | - |
| 蒲郡駅 | 48.4万/坪 (36.2年/76.9坪) | 56.5万/坪 (25.9年/77.8坪) | 75.3万/坪 (19.5年/69.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
蒲郡駅 48.4 万/坪(昨年同期比 -14.4 ％)
蒲郡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.4万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -14.4％( -8.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.2年(昨年 25.9年から +39.7 ％増)。平均土地面積は 76.9 坪 (昨年 77.8 坪から -1.2 ％減)。平均建物面積は 41.1 坪 (昨年 64.0 坪から -35.8 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 25.9 年 → 2025年 36.2 年、+39.7 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.8 分 → 2025年 22.7 分、+35.2 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 57.1 ％)
形原駅 56.9 万/坪(昨年同期比 -22.9 ％)
形原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.9万円/坪(17.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -22.9％( -16.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて -78.6％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 15.9年から +85.0 ％増)。平均土地面積は 71.6 坪 (昨年 72.1 坪から -0.6 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 31.5 坪から +0.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 10.6 分 → 2025年 5.7 分、-46.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 ％ → 2025年 66.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 15.9 年 → 2025年 29.4 年、+85.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 21.4 ％ → 2025年 33.3 ％)
西幡豆駅 15.3 万/坪(昨年同期比 -75.6 ％)
西幡豆駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -75.6％( -47.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.0年(昨年 0.5年から +6252.4 ％増)。平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 62.0 坪から -13.4 ％減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 30.3 坪から +65.0 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 0.5 年 → 2025年 32.0 年、+6252.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 50.0 ％)
西浦駅 39.3 万/坪(昨年同期比 -48.0 ％)
西浦駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.3万円/坪(11.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -48.0％( -36.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 15.2年から +104.4 ％増)。平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 117.5 坪から -72.3 ％減)。平均建物面積は 26.5 坪 (昨年 29.7 坪から -11.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.7 分 → 2025年 7.0 分、-48.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 15.2 年 → 2025年 31.0 年、+104.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示