
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年7月〜9月期のJR氷見線 (高岡駅~氷見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.6万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -41.0%( -13.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 47 件(1年前(2023年)に比べて +67.9%( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.0年(昨年 29.6年から +35.0 %増)。平均土地面積は 78.9 坪 (昨年 94.4 坪から -16.3 %減)。平均建物面積は 48.7 坪 (昨年 51.4 坪から -5.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。能町駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは伏木駅で昨年に比べ -69.9 %、坪単価は 3.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(能町駅)は -5.1 %(坪単価 -2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(伏木駅)は -69.9 %(坪単価 -7.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 26.0 分 → 2024年 21.4 分、-17.7 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 29.6 年 → 2024年 40.0 年、+35.0 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 58.5 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 9.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった能町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -5.1%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった氷見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -59.7%( -3.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR氷見線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高岡駅 | 16.8万/坪 (43.3年/69.2坪) | 39.5万/坪 (26.4年/81.1坪) | 34.8万/坪 (30.5年/78.8坪) |
越中中川駅 | 61.0万/坪 (14.5年/65.0坪) | - | 47.6万/坪 (20.0年/113坪) |
能町駅 | 38.8万/坪 (26.2年/60.5坪) | 40.9万/坪 (16.5年/42.4坪) | 30.9万/坪 (24.0年/171坪) |
伏木駅 | 3.4万/坪 (49.4年/87.2坪) | 11.2万/坪 (43.2年/82.7坪) | 11.4万/坪 (44.5年/84.7坪) |
越中国分駅 | - | - | - |
雨晴駅 | - | - | - |
島尾駅 | 10.7万/坪 (47.2年/60.5坪) | - | - |
氷見駅 | 2.4万/坪 (0年/263坪) | 6.0万/坪 (45.5年/284坪) | 3.3万/坪 (45.8年/117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
能町駅 38.8 万/坪(昨年同期比 -5.1 %)
能町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -5.1%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.2年(昨年 16.5年から +58.6 %増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 42.4 坪から +42.9 %増)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 31.8 坪から +11.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.0 分 → 2024年 11.2 分、-25.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.5 年 → 2024年 26.2 年、+58.6 %と大きく増加)
伏木駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -69.9 %)
伏木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -69.9%( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 49.4年(昨年 43.2年から +14.3 %増)。平均土地面積は 87.2 坪 (昨年 82.7 坪から +5.4 %増)。平均建物面積は 40.5 坪 (昨年 46.4 坪から -12.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 18.3 分 → 2024年 16.0 分、-12.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 % → 2024年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 43.2 年 → 2024年 49.4 年、+14.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 85.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示