【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期のJR大阪環状線 (大阪駅~天満駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +3.7%( +4.0万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 248 件(1年前(2024年)に比べて -58.3%( -347件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.8年(昨年 34.2年から -6.9 %減)。平均土地面積は 22.4 坪 (昨年 29.9 坪から -25.0 %減)。平均建物面積は 38.5 坪 (昨年 47.3 坪から -18.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。新今宮駅、玉造駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天満駅で昨年に比べ +1462.5 %、坪単価は 3,606 万円/坪となった。
上位 2 駅(天満駅、新今宮駅)は +762.5 %(坪単価 +1706.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(桜ノ宮駅、寺田町駅)は -30.8 %(坪単価 -50.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 42.3 % → 2025年 37.9 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.8 % → 2025年 34.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 25.0 % → 2025年 15.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天満駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3,606万円/坪(1,091万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +1462.5%( +3375.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大正駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.5万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -2.8%( -1.9万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 76 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -76件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR大阪環状線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大阪駅 | - | 463万/坪 (45.3年/18.2坪) | - |
| 福島駅 | 185万/坪 (33.3年/36.0坪) | 235万/坪 (40.0年/40.4坪) | 123万/坪 (30.5年/17.8坪) |
| 野田駅 | 108万/坪 (29.2年/21.5坪) | 142万/坪 (25.9年/33.9坪) | 112万/坪 (24.2年/24.8坪) |
| 西九条駅 | 106万/坪 (37.9年/18.2坪) | 117万/坪 (36.2年/28.0坪) | 88.7万/坪 (29.4年/31.4坪) |
| 弁天町駅 | 97.5万/坪 (42.0年/25.1坪) | 94.9万/坪 (36.9年/28.3坪) | 111万/坪 (31.9年/21.9坪) |
| 大正駅 | 66.5万/坪 (29.4年/19.0坪) | 68.3万/坪 (35.2年/25.6坪) | 62.4万/坪 (32.1年/25.7坪) |
| 芦原橋駅 | 131万/坪 (27.5年/33.1坪) | 177万/坪 (6.6年/34.2坪) | 164万/坪 (21.3年/47.3坪) |
| 今宮駅 | 126万/坪 (10.8年/33.3坪) | 158万/坪 (5.0年/51.3坪) | 81.7万/坪 (28.8年/57.5坪) |
| 新今宮駅 | 95.5万/坪 (30.0年/13.6坪) | 58.8万/坪 (29.5年/13.6坪) | 72.1万/坪 (26.8年/15.1坪) |
| 天王寺駅 | 143万/坪 (33.5年/27.5坪) | 175万/坪 (38.7年/16.3坪) | 92.6万/坪 (41.2年/34.3坪) |
| 寺田町駅 | 103万/坪 (33.6年/20.6坪) | 146万/坪 (29.2年/34.3坪) | 77.7万/坪 (26.5年/25.6坪) |
| 桃谷駅 | 82.0万/坪 (27.2年/24.5坪) | 84.3万/坪 (33.9年/21.8坪) | 77.6万/坪 (35.8年/28.6坪) |
| 鶴橋駅 | 100.0万/坪 (32.8年/21.9坪) | 90.7万/坪 (35.3年/27.1坪) | 88.3万/坪 (35.5年/23.0坪) |
| 玉造駅 | 194万/坪 (35.1年/24.2坪) | 159万/坪 (42.0年/61.1坪) | 127万/坪 (37.0年/32.4坪) |
| 森ノ宮駅 | 187万/坪 (22.8年/22.0坪) | 159万/坪 (40.4年/28.7坪) | 113万/坪 (30.3年/18.5坪) |
| 大阪城公園駅 | - | 59.5万/坪 (25.5年/69.6坪) | 58.3万/坪 (41.6年/25.3坪) |
| 京橋駅 | 107万/坪 (33.4年/22.1坪) | 119万/坪 (33.0年/42.1坪) | 104万/坪 (31.6年/30.3坪) |
| 桜ノ宮駅 | 124万/坪 (17.1年/19.7坪) | 183万/坪 (43.5年/27.5坪) | 135万/坪 (22.6年/24.3坪) |
| 天満駅 | 3,606万/坪 (50.3年/81.7坪) | 231万/坪 (39.5年/26.5坪) | 216万/坪 (39.6年/31.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
天満駅 3606.3 万/坪(昨年同期比 +1462.5 %)
天満駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3,606万円/坪(1,091万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +1462.5%( +3375.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 50.3年(昨年 39.5年から +27.2 %増)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 26.5 坪から +208.6 %増)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 42.4 坪から +17.9 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 39.5 年 → 2025年 50.3 年、+27.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 5.8 分 → 2025年 9.0 分、+56.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 66.7 % → 2025年 100.0 %)
新今宮駅 95.5 万/坪(昨年同期比 +62.5 %)
新今宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.5万円/坪(28.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +62.5%( +36.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 30.0年(昨年 29.5年から +1.7 %増)。平均土地面積は 13.6 坪 (昨年 13.6 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 27.2 坪から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 % → 2025年 100.0 %)
桜ノ宮駅 124.4 万/坪(昨年同期比 -31.9 %)
桜ノ宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -31.9%( -58.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.1年(昨年 43.5年から -60.6 %減)。平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 27.5 坪から -28.6 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 31.4 坪から +1.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 43.5 年 → 2025年 17.1 年、-60.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 % → 2025年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 4.8 分 → 2025年 8.0 分、+66.7 %と大きく増加)
寺田町駅 102.7 万/坪(昨年同期比 -29.7 %)
寺田町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -29.7%( -43.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2024年)に比べて -53.5%( -38件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.6年(昨年 29.2年から +14.9 %増)。平均土地面積は 20.6 坪 (昨年 34.3 坪から -39.9 %減)。平均建物面積は 31.7 坪 (昨年 37.0 坪から -14.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 29.2 年 → 2025年 33.6 年、+14.9 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 23.4 % → 2025年 14.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 21.1 % → 2025年 12.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示