この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜6月期の四日市あすなろう鉄道八王子線 (日永駅~西日野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +20.5%( +11.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 26.0年から -19.8 %減)。平均土地面積は 119.6 坪 (昨年 83.5 坪から +43.2 %増)。平均建物面積は 49.4 坪 (昨年 55.0 坪から -10.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。
上位 1 駅(日永駅)は +100.9 %(坪単価 +58.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西日野駅)は +3.1 %(坪単価 +1.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 26.0 年 → 2025年 20.8 年、-19.8 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 34.0 % → 2025年 11.8 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 21.3 分 → 2025年 28.4 分、+33.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.0 % → 2025年 47.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.0 % → 2025年 23.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日永駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +100.9%( +58.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西日野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +3.1%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 四日市あすなろう鉄道八王子線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 日永駅 | 117万/坪 (6.4年/228坪) | 58.1万/坪 (29.5年/97.8坪) | 80.8万/坪 (18.4年/222坪) |
| 西日野駅 | 59.0万/坪 (23.9年/96.4坪) | 57.3万/坪 (25.2年/80.4坪) | 36.9万/坪 (35.0年/89.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日永駅 116.6 万/坪(昨年同期比 +100.9 %)
日永駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +100.9%( +58.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 6.4年(昨年 29.5年から -78.2 %減)。平均土地面積は 227.9 坪 (昨年 97.8 坪から +133.0 %増)。平均建物面積は 89.7 坪 (昨年 82.9 坪から +8.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 29.5 年 → 2025年 6.4 年、-78.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 13.1 分 → 2025年 9.3 分、-28.8 %と大きく減少)
西日野駅 59.0 万/坪(昨年同期比 +3.1 %)
西日野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 59.0万円/坪(17.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +3.1%( +1.8万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -28件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 25.2年から -5.0 %減)。平均土地面積は 96.4 坪 (昨年 80.4 坪から +19.9 %増)。平均建物面積は 40.7 坪 (昨年 49.0 坪から -17.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 31.7 % → 2025年 14.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 23.1 分 → 2025年 32.8 分、+42.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 14.6 % → 2025年 57.1 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 31.7 % → 2025年 21.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示