【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR田沢湖線 (田沢湖駅～大曲駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +26.9％( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて -40.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.9年(昨年 30.3年から -27.7 ％減)。平均土地面積は 158.6 坪 (昨年 113.4 坪から +39.9 ％増)。平均建物面積は 46.4 坪 (昨年 80.7 坪から -42.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。大曲駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは田沢湖駅で昨年に比べ +713.6 ％、坪単価は 7.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(田沢湖駅)は +713.6 ％(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大曲駅)は +18.0 ％(坪単価 +5.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.3 年 → 2021年 21.9 年、-27.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 ％ → 2021年 22.2 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 35.7 ％ → 2021年 11.1 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 ％ → 2021年 66.7 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +18.0％( +5.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田沢湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +713.6％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR田沢湖線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 田沢湖駅 | 7.9万/坪 (22.5年/303坪) | 1.0万/坪 (58.0年/233坪) | 20.3万/坪 (38.0年/363坪) |
| 神代駅 | - | 5.8万/坪 (28.0年/127坪) | - |
| 生田駅 | - | - | - |
| 角館駅 | - | 20.6万/坪 (29.7年/95.3坪) | 19.6万/坪 (15.0年/109坪) |
| 鶯野駅 | - | - | - |
| 羽後長野駅 | - | 9.9万/坪 (0年/112坪) | - |
| 鑓見内駅 | - | - | - |
| 羽後四ツ屋駅 | - | - | - |
| 北大曲駅 | - | - | - |
| 大曲駅 | 37.0万/坪 (21.7年/118坪) | 31.3万/坪 (27.7年/102坪) | 52.2万/坪 (16.5年/101坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
田沢湖駅 7.9 万/坪(昨年同期比 +713.6 ％)
田沢湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +713.6％( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 58.0年から -61.2 ％減)。平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 232.9 坪から +29.9 ％増)。平均建物面積は 51.4 坪 (昨年 51.4 坪から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 58.0 年 → 2021年 22.5 年、-61.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 25.0 分 → 2021年 61.5 分、+146.0 ％と大きく増加)
大曲駅 37.0 万/坪(昨年同期比 +18.0 ％)
大曲駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.0万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +18.0％( +5.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.7年(昨年 27.7年から -21.5 ％減)。平均土地面積は 117.5 坪 (昨年 102.4 坪から +14.8 ％増)。平均建物面積は 44.9 坪 (昨年 115.6 坪から -61.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 27.7 年 → 2021年 21.7 年、-21.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 22.3 分 → 2021年 17.7 分、-20.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 ％ → 2021年 28.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2020年 55.6 ％ → 2021年 57.1 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示