【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期のJR中央本線 (相模湖駅~藤野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.2万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +20.8%( +6.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -74.1%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 31.7年から +17.0 %増)。平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 65.8 坪から +93.0 %増)。平均建物面積は 74.9 坪 (昨年 28.2 坪から +165.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。藤野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは藤野駅で昨年に比べ +41.6 %、坪単価は 28.6 万円/坪となった。
上位 1 駅(藤野駅)は +41.6 %(坪単価 +8.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相模湖駅)は +16.8 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 52.0 分 → 2024年 35.3 分、-32.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 53.8 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 31.7 年 → 2024年 37.0 年、+17.0 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.8 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.8%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +41.6%( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR中央本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
相模湖駅 | 51.8万/坪 (31.7年/184坪) | 44.3万/坪 (27.0年/69.9坪) | 21.4万/坪 (35.6年/100坪) |
藤野駅 | 28.6万/坪 (42.4年/50.9坪) | 20.2万/坪 (35.7年/54.2坪) | 30.0万/坪 (30.4年/63.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
藤野駅 28.6 万/坪(昨年同期比 +41.6 %)
藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +41.6%( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.4年(昨年 35.7年から +18.7 %増)。平均土地面積は 50.9 坪 (昨年 54.2 坪から -6.0 %減)。平均建物面積は 23.2 坪 (昨年 24.8 坪から -6.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 38.3 分 → 2024年 22.7 分、-40.8 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 63.6 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 35.7 年 → 2024年 42.4 年、+18.7 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 66.7 %)
相模湖駅 51.8 万/坪(昨年同期比 +16.8 %)
相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.8万円/坪(15.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +16.8%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.7年(昨年 27.0年から +17.5 %増)。平均土地面積は 184.1 坪 (昨年 69.9 坪から +163.4 %増)。平均建物面積は 126.5 坪 (昨年 29.4 坪から +329.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 66.4 分 → 2024年 44.8 分、-32.6 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 46.2 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 27.0 年 → 2024年 31.7 年、+17.5 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.1 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示